高校生でも作れるのは楽天カードアカデミーだけです。
通常の楽天カードの申込条件は18歳以上で高校生を除くとなっているので作れません。
しかし、楽天カードアカデミーなら普通高等学校在学中でも作れます。
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この記事では、高校生でも18歳以上なら作れる楽天カードアカデミーのメリットや注意点、その他にも高校生が申し込めるクレジットカードについて解説します。
この記事のもくじ
楽天カードは高校生は作れない
2022年4月1日の民法改正により、成年年齢が18歳に引き下げられましたが、普通の高校生がクレジットカードを作れるかというと、まだまだカード会社の規定的に申し込みはできないことが多いのが現状です。(2024年12月現在)
楽天カードの申し込みも18歳以上ですが、普通の高校生は対象資格がありません。
申し込めるのは18歳以上でも5年制一貫高校(高等専門学校・看護科等)に在籍のいわゆる高専生に限られています。
つまり、いわゆる普通の高校生は18歳であっても、楽天カードを申し込むことができません。
楽天カードを5年制高校生が申し込むには、学校名と専攻学科名の入力が必須(楽天カードQ&Aより引用)
楽天カードアカデミーとは
楽天カードは高校生は作れませんが、楽天カードアカデミーなら高校生でも作ることができます。
楽天カードアカデミーとは18歳以上28歳以下が申し込める楽天の学生専用のクレジットカードで、特典などで通常の楽天カードとは若干違いがあります。
ちなみに学生を卒業すると自動的に楽天カードにランクアップする仕組みとなっています。
楽天カードアカデミーについてカンタンにまとめて紹介します。
楽天カードアカデミーのメリット
通常の楽天カードに比べて、楽天カードアカデミーは学割としてポイント還元率がアップするものがあります。例をあげると、、、
楽天カード(通常) | アカデミーなら | |
楽天市場 | 3倍 | 毎週水曜日は5倍(入会1ヶ月は12倍) |
楽天ブックス | 3倍 | 毎週水曜日は5倍(入会1ヶ月は12倍) |
楽天トラベル(高速バス予約) | 1倍 | 3倍 |
楽天ファッション | 1倍 | 3倍+500円OFFクーポン |
楽天ビューティー(アプリ予約) | 1倍 | 3倍 |
ポイント付与には事前エントリーなどの条件があります。
詳しくは楽天アカデミー公式サイトで必ず確認してください。
楽天カードアカデミーのデメリット
しかし楽天カードアカデミーには一般の楽天カードに比べて不利な点もあります。
デメリットにも感じる楽天カードアカデミーの特徴をまとめてみると
国際ブランドは2種類だけ
アカデミーで選択できる国際ブランドは、VISAとJCBだけ。
もしコストコユーザーならMastercardがほしいところかも。その場合は一般の楽天カードを作るしかありません。
・コストコではVISAカードは使えない!JCBギフトカードも使えない理由
利用限度額が30万円
学生で収入がそれほど見込まれないため、楽天カードアカデミーでは利用限度額が上限30万円となっています。
楽天カードのような一時的な増額の申請もできません。
家族カードは追加できない
一般の楽天カードの家族カードは2枚発行できるんですが、アカデミーでは家族カードを1枚も発行できません。収入がそこまで見込めないのでこれも当然かもしれませんね。
通常デザインしか申し込めない
楽天カードならではの楽天パンダや楽天イーグルスなどの豊富な券面デザインは、アカデミーの場合は選べず、通常デザインのみになります。
・楽天カードディズニーデザインは他社ミッキークレカと違う?3種と比較
楽天カードとアカデミーとの違いを比較
カンタンに違いを比較表にしてまとめてみるとこんな感じです。
一般の楽天カード | 楽天カードアカデミー | |
国際ブランド | VISA、JCB、Mastercard、AMEX | VISA、JCB |
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
申込資格 | 18歳以上※高校生を除く | 18歳以上28歳以下の学生 |
街でのポイント還元 | 100円につき1ポイント | 100円につき1ポイント |
券面デザイン | 通常、楽天パンダ、楽天イーグルス、ディズニー、YOSHIKIなど | 通常のみ |
家族カード | 2枚まで発行可能 | 不可 |
海外旅行保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
その他 | ー | 学生限定特典 楽天学割自動付帯 |
詳細 | 一般の楽天カード詳細 | 楽天カードアカデミー詳細 |
楽天カード家族カードなら高校生でも作れる
どうしてもアカデミーでなく楽天カードを持ちたいなら、親御さんなどの楽天カードに紐づいた楽天家族カードを作るのもありです。
この場合の券面デザインと国際ブランドは選択できず、楽天本(親)カードのものと同じになります。
家族カードを発行してもらえるのは18歳以上で生計が同一の家族なので、高校生でも持つことができます。
なお家族カード利用分の請求は、楽天本カードの登録口座から引き落とされ、楽天ポイントも本会員の楽天ポイント口座に付与されます。
高校生の間は楽天家族カードを使って、高校を卒業したらで自分の楽天カードを申し込むというのもいいかもしれませんね。
楽天カード申し込みのタイミングで家族カードを解約してもいいし、そのまま家族カードと楽天カードを2枚持ちして、場面によって使い分けるのも便利です。
・すでに持ってる楽天家族カードと本カードは2枚持ちOK!変更はできない
高校生でも作れるクレジットカード
楽天カードアカデミーだけでなく、一般の高校生が作れるクレジットカードも存在します。
それがイオンカードです。イオンカードなら高校を卒業する前でも作ることができます。
ここでいうイオンカードは高校生専用でなく一般のクレジットカードなので、券面デザインも選べます。
ただし、高校卒業年度の1月1日以降であれば申し込みできるという条件付きなので、4月生まれの高校3年生も1月まで作れません。
高校卒業前のイオンカード申し込みについては、別記事にまとめているのでご参考ください。
・イオンカードなら高校卒業前でも作れる!高校生はクレジットカード申し込みできないは古い
高校生が楽天カードを申し込む方法まとめ
以上、楽天カード高校生でも作れる?高校在学中にクレジットカード申し込むなら…というお話でした。
もう一度かんたんにまとめてみると
- 一般の楽天カードは高校生は作れない(5年制一貫高校生なら作れる)
- 通常の高校生でも18歳以上なら楽天カードアカデミーは申し込める
- 高校卒業年度の1月1日以降ならイオンカードは申し込める
いかがでしょうか。成人年齢が18歳になっても高校生がクレジットカードを持つにはいろいろハードルがありますね。
誕生日が早い普通の高校生なら、楽天カードアカデミーを作れるので、ポイント還元率アップなど特典も多いのでいいかもしれません。学校を卒業後するとカード番号やポイント口座も変更なしに一般の楽天カードに自動的に変更されるのもいいですね。
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