
年会費無料で人気の「リクルートカード」と「エポスカード」。
どちらも初心者におすすめされることが多いクレジットカードですが、実際には強みが大きく異なります。
ポイント還元率を重視するならリクルートカード、即日発行やゴールドカードへの招待制度を重視するならエポスカードがおすすめです。
この記事では、両カードをさまざまな角度から比較し、「自分にはどちらが合っているのか」がわかるように解説します。
結論|ポイント重視ならリクルートカード、利便性ならエポスカード
最初に結論です。
どちらも年会費無料で使いやすいカードですが、選ぶ基準は次のようになります。
| 重視したいこと | おすすめカード |
|---|---|
| ポイント還元率 | リクルートカード |
| 即日発行 | エポスカード |
| 公共料金の支払い | リクルートカード |
| 海外旅行 | エポスカード |
| ゴールドカード | エポスカード |
| マルイを利用する | エポスカード |
つまり、
- 普段の買い物や固定費でポイントを効率よく貯めたい人はリクルートカード。
- 今日中にカードが欲しい人や、将来的にゴールドカードを目指したい人はエポスカード。
という選び方がおすすめです。
基本スペックを比較
まずは基本的なスペックを比較してみましょう。
| 項目 | リクルートカード | エポスカード |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
| 基本還元率 | 1.2% | 0.5% |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB | Visa |
| ETCカード | 無料(JCBは発行手数料無料) | 無料 |
| 家族カード | あり | なし |
| 即日発行 | 不可 | 最短当日可能 |
基本スペックだけを見ると、ポイント還元率ではリクルートカードが優勢です。
一方、エポスカードは最短即日発行や、年会費無料のゴールドカードを目指せる点が魅力です。
ポイント還元率で比較するとリクルートカードが有利
クレジットカード選びで最も気になるのがポイント還元率ではないでしょうか。
基本還元率を比較すると、
- リクルートカード:1.2%
- エポスカード:0.5%
となっています。
数字だけでは違いがわかりにくいので、年間利用額で比較してみます。
| 年間利用額 | リクルートカード | エポスカード |
|---|---|---|
| 30万円 | 3,600ポイント | 1,500ポイント |
| 50万円 | 6,000ポイント | 2,500ポイント |
| 100万円 | 12,000ポイント | 5,000ポイント |
年間100万円利用すると、その差は7,000ポイントにもなります。
日用品やスーパーでの買い物、ネットショッピングを中心に利用するなら、還元率1.2%のリクルートカードは大きなメリットがあります。
公共料金を支払うならどっちがお得?
毎月必ず発生する固定費は、クレジットカード払いにすることでポイントを効率よく貯められます。
例えば、
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- スマホ代
- インターネット料金
などを合計して毎月4万円支払う家庭なら、年間では48万円になります。
年間48万円を支払った場合の比較です。
| カード | 還元率 | 年間ポイント |
|---|---|---|
| リクルートカード | 1.2% | 5,760ポイント |
| エポスカード | 0.5% | 2,400ポイント |
このように、固定費だけでも年間3,000ポイント以上の差が生まれます。
公共料金をまとめるカードとしては、リクルートカードの方が有利と言えるでしょう。
普段使いではどちらが使いやすい?
普段使いという意味では、それぞれ得意分野があります。
リクルートカード
- スーパー
- コンビニ
- ドラッグストア
- ネット通販
- ホットペッパー
- じゃらん
など、利用場所を選ばず1.2%還元が受けられます。
「とりあえずこのカード1枚でいい」という使い方もしやすいカードです。
一方、エポスカードは還元率では劣るものの、
- マルイでの優待
- エポス加盟店での割引
- 年会費無料ゴールドカード
など、独自のメリットがあります。
還元率だけで判断するよりも、自分がよく利用するサービスとの相性も考えて選ぶことが大切です。
即日発行ならエポスカードが圧倒的に有利
リクルートカードとエポスカードで最も大きな違いがあるのが、「カードを受け取るまでの早さ」です。
リクルートカードは申し込み後、審査・カード発送を経て郵送で届くため、一般的には1週間前後かかります。
一方、エポスカードはマルイなどのエポスカードセンターで受け取れば、最短で申し込んだ当日にカードを受け取ることも可能です。
比較すると次のようになります。
| 項目 | リクルートカード | エポスカード |
|---|---|---|
| カード番号発行 | 審査後 | 審査後 |
| カード受け取り | 郵送 | 店舗なら最短即日 |
| 今日中に使える | × | 〇 |
例えば、
- 急に旅行が決まった
- ネット通販では間に合わない
- 今日中にクレジットカードが必要
という場面では、エポスカードが非常に便利です。
ゴールドカードを目指すならエポスカード
エポスカードの大きな魅力の一つが、エポスゴールドカードへの招待(インビテーション)制度です。
通常、ゴールドカードは年会費がかかることが多いですが、エポスカードは一定の利用実績を積むことで招待を受けられる場合があります。
招待経由で申し込めば、年会費が永年無料になるケースもあります。
一方、リクルートカードにはゴールドカードへの招待制度はありません。
比較すると次のようになります。
| 項目 | リクルートカード | エポスカード |
|---|---|---|
| ゴールドカード | なし | 招待あり |
| 年会費無料ゴールド | × | 〇(招待時) |
| 年間利用額に応じた招待 | × | 〇 |
将来的にゴールドカードを持ちたい方には、エポスカードの魅力は非常に大きいでしょう。
海外旅行へ行くならエポスカードが人気
海外旅行へ行く予定がある方にも、エポスカードは人気があります。
その理由は、海外旅行傷害保険やサポートサービスが充実しているためです。
また、Visaブランドなので海外でも利用できる店舗が多く、旅行用カードとして選ぶ人も少なくありません。
一方、リクルートカードにも旅行傷害保険は付帯していますが、
「旅行用カード」
というイメージではエポスカードの方が知名度が高いと言えるでしょう。
海外旅行をきっかけにエポスカードを作る人も多くいます。
ETCカードはどちらも年会費無料
高速道路を利用する方にとって気になるのがETCカードです。
どちらもETCカードを発行できますが、細かな違いがあります。
| 項目 | リクルートカード | エポスカード |
|---|---|---|
| ETC年会費 | 無料 | 無料 |
| 発行手数料 | JCBは無料※Visa・Mastercardは所定の手数料 | 無料 |
| ポイント付与 | 〇 | 〇 |
ETCカードを作る予定があるなら、
- JCBブランドを選ぶ予定ならリクルートカード
- シンプルに無料で作りたいならエポスカード
という選び方もできます。
学生や初めてカードを作る人にはどっち?
初めてクレジットカードを作る学生や新社会人にも、どちらのカードも人気があります。
それぞれ向いている人をまとめると、
リクルートカードがおすすめ
- ポイントをたくさん貯めたい
- ホットペッパービューティーを利用する
- じゃらんをよく使う
- 固定費をまとめたい
エポスカードがおすすめ
- 今日中にカードが欲しい
- マルイを利用する
- ゴールドカードを目指したい
- 初めてクレジットカードを作る
どちらも年会費無料なので、初めて持つカードとして十分候補になります。
実は2枚持ちが一番効率的
リクルートカードとエポスカードは、競合というより役割が違うカードです。
そのため、2枚持ちをする人も少なくありません。
例えば、
| 利用シーン | おすすめカード |
|---|---|
| スーパー・コンビニ | リクルートカード |
| 公共料金・固定費 | リクルートカード |
| 旅行・出張 | エポスカード |
| マルイでの買い物 | エポスカード |
| ゴールドカード修行 | エポスカード |
このように使い分ければ、
- 高還元率
- 即日発行
- ゴールドカード
- 旅行
それぞれのメリットを最大限に活かせます。
リクルートカードがおすすめな人
ここまで比較してきましたが、「結局どちらを選べばいいの?」という方も多いでしょう。
まずはリクルートカードがおすすめな人から紹介します。
リクルートカードが向いているのは、ポイントを効率よく貯めたい人です。
日常の買い物でポイントを貯めたい人
リクルートカードの基本還元率は1.2%です。
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど、利用する場所を選ばず高還元率なので、
「メインカードを1枚だけ持ちたい」
という方にも向いています。
公共料金や固定費をまとめたい人
毎月必ず支払う
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- スマホ料金
- インターネット料金
などをまとめるだけで、毎月ポイントが貯まります。
利用を意識しなくてもポイントが増えていくため、固定費との相性は非常に良いカードです。
ホットペッパーやじゃらんを利用する人
リクルートカードは、リクルートグループのサービスとの相性も抜群です。
例えば、
- ホットペッパービューティー
- ホットペッパーグルメ
- じゃらん
などを利用する方は、通常のカード利用ポイントに加えて、サービス独自のポイントも貯められる場合があります。
美容院や旅行を利用する機会が多い方には特におすすめです。
→ リクルートカードでホットペッパービューティーは何%還元?
エポスカードがおすすめな人
一方で、エポスカードは「還元率」以外の魅力が多いカードです。
今日中にクレジットカードが欲しい人
最大の魅力は、最短即日発行できることです。
ネットで申し込み、マルイなどのカードセンターで受け取れば、その日のうちにカードを利用できます。
急ぎでカードが必要な方には、エポスカードが最適です。
ゴールドカードを目指したい人
エポスカードは、利用実績によってゴールドカードへの招待を受けられる可能性があります。
招待経由なら年会費無料になるケースもあり、
「いつかゴールドカードを持ちたい」
という方には大きな魅力です。
初めてクレジットカードを作る人
エポスカードは、
- 学生
- 新社会人
- アルバイト
- パート
など、初めてカードを作る人にも人気があります。
店舗で相談しながら申し込める安心感も魅力です。
利用シーン別おすすめ比較
「こんな場合はどっち?」
という疑問に答えるため、利用シーンごとにまとめました。
| 利用シーン | おすすめカード |
|---|---|
| ポイントをたくさん貯めたい | リクルートカード |
| 公共料金をまとめたい | リクルートカード |
| 旅行予約が多い | リクルートカード |
| 美容院をよく利用する | リクルートカード |
| 今日中にカードが欲しい | エポスカード |
| マルイを利用する | エポスカード |
| ゴールドカードを目指す | エポスカード |
| 初めてカードを作る | エポスカード |
このように比較すると、それぞれ得意分野がはっきりしています。
迷ったら2枚持ちという選択肢もある
最近では、クレジットカードを用途ごとに使い分ける人が増えています。
例えば、
- 日常の買い物・公共料金:リクルートカード
- 旅行・マルイ・ゴールドカード修行:エポスカード
という組み合わせです。
年会費はどちらも無料なので、維持費を気にせず使い分けられます。
「どちらか1枚しか持てない」と考える必要はありません。
それぞれの強みを活かせば、ポイントも利便性も両立できます。
還元率だけで選ぶのはもったいない
クレジットカードは還元率が注目されがちですが、それだけで選ぶと後悔することもあります。
例えば、
- 海外旅行へ行く予定がある
- ゴールドカードを目指したい
- 今日中にカードを受け取りたい
という方なら、還元率以上にエポスカードのメリットが大きくなります。
一方で、
毎日の買い物や固定費で効率よくポイントを貯めたい方には、リクルートカードの1.2%還元は非常に魅力的です。
自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが、一番お得な使い方と言えるでしょう。
よくある質問(FAQ)
リクルートカードとエポスカードはどちらが審査に通りやすいですか?
カード会社は審査基準を公表していないため、一概にどちらが通りやすいとは言えません。
どちらも18歳以上(高校生を除く)が申し込み対象で、学生や主婦、パート・アルバイトの方でも申し込みできます。
審査が不安な方は、安定した収入があることや、申し込み内容を正確に入力することが大切です。
学生ならどちらがおすすめですか?
初めてクレジットカードを作る学生なら、エポスカードがおすすめです。
最短即日発行に対応しているため、急ぎでカードが必要な場合にも便利です。
一方、日常の買い物でポイントをたくさん貯めたいなら、還元率1.2%のリクルートカードも魅力があります。
→ エポスカードは学生でも作れる?審査や限度額を解説
公共料金を支払うならどちらがお得ですか?
還元率だけを見ると、リクルートカードの方が有利です。
毎月の固定費は長期間支払い続けるため、0.5%と1.2%では年間の獲得ポイントに大きな差が生まれます。
固定費専用カードとして利用するなら、リクルートカードを検討する価値があります。
→ リクルートカードは公共料金専用カードにするとお得?
ETCカードを作るならどちらがおすすめですか?
どちらも年会費無料でETCカードを利用できます。
ただし、リクルートカードは選ぶ国際ブランドによって発行条件が異なるため、ETCカードを利用する予定なら事前に確認しておくと安心です。
家族カードが欲しい場合は?
家族カードが必要ならリクルートカードがおすすめです。
エポスカードには家族カードがありません。
夫婦や家族でポイントを貯めたい方は、リクルートカードの方が使いやすいでしょう。
ゴールドカードを目指すならどちら?
ゴールドカードを目指すならエポスカードです。
利用実績を積み重ねることで、エポスゴールドカードの招待を受けられる可能性があります。
招待経由なら年会費無料になるケースもあるため、長く利用したい方に人気があります。
関連記事
リクルートカード・エポスカードについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
リクルートカード
- → リクルートカードとは?年会費無料で還元率1.2%の特徴を解説
- → リクルートカードは公共料金専用カードにするとお得?
- → リクルートカード定期券購入の還元率は?
- → リクルートカードのETCカードは年会費無料?
- → リクルートカードでホットペッパービューティーは何%還元?
エポスカード
- → エポスカードとは?年会費無料で人気の理由を解説
- → エポスカードは今日作れる?即日発行の流れ
- → エポスゴールドカード招待は年間いくら使えば届く?
- → エポスカードのETCカードは年会費無料?
- → エポスカードは学生でも作れる?審査や限度額を解説
まとめ
以上、「リクルートカードとエポスカードはどっちがお得?還元率・特典・即日発行を徹底比較」というお話でした。
どちらも年会費無料で人気のクレジットカードですが、得意な分野は大きく異なります。
もう一度まとめると、
| 重視するポイント | おすすめカード |
|---|---|
| 還元率を重視したい | リクルートカード |
| 公共料金・固定費をまとめたい | リクルートカード |
| ホットペッパー・じゃらんをよく利用する | リクルートカード |
| 今日中にカードが欲しい | エポスカード |
| マルイをよく利用する | エポスカード |
| ゴールドカードを目指したい | エポスカード |
| 海外旅行用として持ちたい | エポスカード |
リクルートカードがおすすめな人
- ポイント還元率を重視する
- 毎月の固定費で効率よくポイントを貯めたい
- 日常使いのメインカードを探している
- ホットペッパーやじゃらんを利用することが多い
エポスカードがおすすめな人
- 最短即日でカードを受け取りたい
- 初めてクレジットカードを作る
- マルイで買い物をする機会が多い
- エポスゴールドカードへの招待を目指したい
どちらが優れているというよりも、ライフスタイルによって最適なカードは変わります。
もし迷ったら、
「ポイント重視ならリクルートカード」「利便性や将来性を重視するならエポスカード」
という基準で選ぶと失敗しにくいでしょう。
どちらも年会費無料なので、目的に応じて2枚持ちするのもおすすめです。



