楽天カードは1枚につきETCカードは1枚しか発行できません。
しかし楽天カード自体を追加して2枚持ちできるようになったので、2枚の楽天カードそれぞれにETCカード発行すれば、一人で2枚目の楽天ETCカードを持つことができます。
さらに楽天会員ランクがダイヤモンドランクなら、2枚ともETCカード年会費が払わないで無料にすることも可能です。
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この記事のもくじ
楽天カード2枚持ちで楽天ETCカードも2枚持ちできる
楽天カードに紐付いて申し込みできるETCカードは、1枚に付き1枚しか発行できません。
このことから普通に考えると、楽天ETCカードは一人1枚しか持てないと考えてしまいますが、実際は一人で2枚の楽天ETCカードを持つことができます。
現実に私も楽天ETCカードを2枚持ちしているんですが、そのからくりについて説明していきますね。
原則は楽天ETCカードは複数枚持てない
繰り返しになりますが、楽天のETCカードは楽天カード1枚につき、付帯できるのは1枚だけです。
つまり2枚以上(複数枚)を発行することはできません。
家族カードはETCカード発行できない
楽天カードは家族カードを付帯して発行することができるのですが、家族カードに付帯してETCカードは申し込み発行することはできません。
楽天ビジネスカードならETCカードは複数枚持てるけど
楽天Q&Aにあるように、楽天ビジネスカードなら複数のETCカードを申し込むことができます。
会社が持っているたくさんの社用車にそれぞれETCカードを配っておくイメージですね。
ただし、楽天ビジネスカードは年会費が2,200円かかるし、そもそも法人代表者か個人事業主の人しか申し込むことができません。
楽天カード2枚持ちでETCカードも2枚持ちできる
私が楽天カードを初めて申し込んだ10年前は一人1枚しか楽天カードを発行できませんでした。
しかし現在は、一人で楽天カードを2枚持ちすることができるようになりました。(国際ブランドを分けて。例えばVISAとJCBを1枚ずつ)
【関連記事】楽天カードで2枚目口座を分けることはできる?1人2枚持ちのまとめ
この制度を活用して2枚の楽天カードを作り、それぞれに紐付けて各1枚のETCカードを申し込むことで、結果として自分名義で合計2枚の楽天ETCカードを持つことができるんです。
楽天ETCカード2枚持ちイメージ
- 【1枚目】 楽天カード(VISA)に紐づいた楽天ETCカード
- 【2枚目】 楽天カード(JCB)に紐づいた楽天ETCカード
楽天ETCカード2枚持ちの流れ
2枚持ちの仕組みがわかったところで、実際に楽天ETCカード2枚持ち達成のための流れを解説します。
楽天ETCカード2枚持ちの流れ
- 楽天カード1枚目を新規に申し込む
- その申し込みの際に同時にETCカード付帯を申し込む※
- 1枚目の楽天カードを登録した楽天e-NAVIを開設
- 楽天e-NAVIから2枚目の楽天カードを追加で申し込む
- その申し込みの際に同時にETCカード付帯を申し込む※
※ETCカード申し込みは、楽天カード申し込みと同時である必要なく、いつでも楽天e-NAVIから追加することができます
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楽天ETCカード2枚持ちのメリット
そもそもETCカードを楽天カードで2枚持ちすると、どんなメリットがあるんでしょうか?
私が考える2枚目ETCを持つ利点をあげていきますね。
- 家族で2台の車を持っているときに便利
- 社用車の高速代建て替えに便利
- 通行料ポイントが効率的に貯まる
- ETC支払口座を分けられる
それぞれ説明していきます。
家族で2台の車を持っているときに便利
マイカーを2台持たれているご家庭も多いでしょう。
もし1枚のETCしか持っていないなら、利用のたびにカードを車載器から抜き差ししなければなりません。
その点で2枚の楽天ETCカードを発行できれば、ETCカードを挿しっぱなしにできるので、2台同時にお出かけするときでも便利です。
楽天家族カードを持っているパートナーさんもいるかもしれませんが、残念ながら家族カードには付帯してETCカードを発行することができないのです。
例えば家族カードを持っている奥さんも自分名義の楽天本カードを申し込めば、楽天ETCカードを2枚持ちして、夫婦2台の車に差し込んでおくことも可能です。
ただしこの場合、ETC利用で付与される楽天ポイントは夫婦別々の楽天ポイント口座に貯まることになります。
【関連記事】楽天本カードと楽天家族カードを2枚持ちする方法。入会特典はもらえる?
社用車の高速代建て替えに便利
- 会社で社用車を運転しなければいけないけど、会社からETCカードを支給されていない
- 急に社用車で出かけなければいけなくなったけど、総務部からETCカードを貸し出してもらう時間がない
なんて場面があるかもしれませんね。
そんなときにマイカー用とは別に、会社経費用に自分で2枚目のETCカードを持っておくというのも一つの考えです。
引き落とし口座を分けておけば、会社経費用とプライベート用すっきり分けることができるので、経理部に立替金を請求するときも便利です。
通行料ポイントが効率的に貯まる
楽天カードでなく、別のクレジットカードでETCカードを作れば、2枚持ちも簡単かもしれません。
しかし、クレジットカードで効率的にポイントを貯めて家計の足しにしたいと考えた場合、ポイントカードはできるだけ1種類に集中しておきたいですよね。
楽天カードのこの裏技なら、2枚のETCカード利用分でも同じ楽天ポイントがゲットできるので、効率的にポイントを貯めていくことができるんです。
ETC支払口座を分けられる
楽天カードの2枚持ちでは、カード利用料金の引き落とし口座を別の金融機関に設定することができます。
(2枚とも同じ振替口座に設定することも可能です)
ETC利用料金も天カードに紐付いているので、それぞれの楽天カード振替口座に請求される仕組みになっています。
別の振替口座に設定した場合、上記の例のように社用車の通行料を建替え請求するときにもわかりやすくなります。
またお持ちの車が1台しかない場合でも、振替口座を分けておけば
- 買い物や帰省するときには家計用のETCカード
- ゴルフや釣りに行くときには、お父さんの個人用のETCカード
という2種類のETCカードを差し替えることで、通行料金の使い分けができるんです。
ETC年会費はそれぞれ必要
楽天ETCカードの年会費は、2枚あればそれぞれ550円づつかかってきます。
「同じ楽天カードなので2枚目は無料にしてくれてもいいのに」と私も一瞬思いましたが、請求は2枚の各カードブランドごとに行われます。
つまりVISA分とmastercard分では当然に年会費がいるのもしょうがありませんね
年会費2枚とも払わずに無料?
しかし、楽天ETCカードの年会費は、条件をクリアすると翌年分が無料(0円)になります。
無料になる条件は、
- 楽天ゴールドカード会員か楽天プレミアムカード会員
- 楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員かプラチナ会員
の場合です。
つまり、ETCカード年会費を払わないですむか有料になるかどうかの判断は、カードブランドごとではなく、楽天PointClubの会員ランクなので名義人の状態で判断されることになっています。
もし会員ランクがダイヤモンドなら、急激に会員ランクが下がらない限り、2枚ともETCカード年会費が無料になる可能性が高いです。
ただし、2枚の楽天ETCカードの更新月が離れている場合(例えば3月と9月など)、その更新のタイミングで会員ランクがゴールドとかに落ちてしまっていたら、年会費が550円かかってしまうこともあるので注意が必要です。
ちなみに私は5年以上、ETCカードを2枚持ちしていますが、ずっとダイヤモンド会員をキープしているので、一度もETCカード年会費を払ったことがありません。
楽天ETCカードの利用明細はどんな感じ
楽天ETCカードを利用した場合は、楽天e-NAVIの明細表示画面で、利用内容を確認することができます。
下は私の楽天e-NAVIの明細ですが、このようにETC利用分は利用店名が「ETCカード売り上げ」となって、利用者が「ETC」となるので、ひと目で分かるので便利です。
ちなみに、2枚のETCカードを持っている場合でも、利用明細はカードブランドごとになるので総合的に表示されません。
「あれ?今月ETC使ったはずなのに、明細がない?」と慌ててしまう前に、プルダウンからカードブランドを選んで、それぞれの明細をしっかりと確認してくださいね。
利用明細には路線や入口名も表示される
上の画像は支払い済みの利用明細ですが、確定前の支払予定の明細では、ETCカードを使った路線や入口情報なども楽天e-NAVIで見ることができます。
ちなみに支払い済みの明細でも楽天e-NAVI上ではなく印刷用の明細書では、路線名や入口名を確認することができます。
なので利用明細書を見返せば、あとからこの日はどこでETCカードを使ったのかということも確認することができます。
楽天カード2枚持ちでETC年会費も2枚とも払わない
以上、楽天カード2枚目追加でETCカード2枚とも年会費払わないで無料に…という話題でした。
まとめてみると
- 楽天ETCカード2枚目を持ちたいなら、まず楽天カードを2枚持ちする
- ETC2枚持ちなら請求口座を分けられて便利
- ETCカードを楽天カードで統一すると効率的にポイントが貯まる
- 会員ランクで年会費無料を狙うなら、更新月に注意
- ETCカード年会費無料なら2枚とも払わないですむ
ということがわかりましたね。
ETCカードも楽天で統一することで効率的に楽天ポイントを稼げることがわかりました。
また家族カードも活用することで、さらに楽天経済圏で成功することが狙えます。
あまり知られていませんが、楽天カードをすでに持っている方も、パートナーに紐付いた家族カードを持つことができます。
入会ポイント特典も狙える話題については、別記事で書いていますので合わせてご覧ください。