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JASSO奨学金を受け取れる銀行は?楽天銀行・ゆうちょ・ネット銀行を比較【2027年対応】

JASSOの奨学金を受け取る銀行口座は、楽天銀行や住信SBIネット銀行でも大丈夫なのでしょうか?

結論からいうと、2026年度は楽天銀行などのネット専業銀行を原則として指定できません。 ゆうちょ銀行や都市銀行、地方銀行などの本人名義口座が基本です。

この記事では、2027年4月からの取扱金融機関の変更も含め、利用できる銀行、口座を準備する時期、公金受取口座との違いまで解説します。

奨学金

JASSO奨学金を受け取れる銀行はどこ?

JASSO(日本学生支援機構)の奨学金は、どの銀行口座でも受け取れるわけではありません。

振込先として指定できる金融機関と、指定できない金融機関があります。

また、学生本人名義の普通預金口座であることも必要です。

まずは、主な金融機関の対応状況を確認しましょう。

奨学金振込口座に使える銀行・使えない銀行一覧

金融機関2026年度の対応
ゆうちょ銀行○
三菱UFJ銀行○
三井住友銀行○
みずほ銀行○
りそな銀行○
地方銀行原則○
信用金庫○
労働金庫○
信用組合一部を除き○
楽天銀行×
住信SBIネット銀行×
PayPay銀行×
ソニー銀行×
auじぶん銀行×
イオン銀行×
セブン銀行×
SBI新生銀行×
あおぞら銀行×

※JASSOの2027年3月までの取扱金融機関に関する案内をもとに作成。一部金融機関・口座には例外があります。

大学生の普段使いでは、楽天銀行や住信SBIネット銀行などのネット銀行が便利です。

しかし、日常生活に便利な銀行であっても、JASSO奨学金を受け取れるとは限りません。

奨学金を受け取る予定があるなら、口座開設前にJASSOの対象金融機関か確認することが重要です。

【公式情報】JASSO|奨学金振込口座として利用可能な金融機関

2027年4月から奨学金振込口座の対象金融機関が変わる

2027年度に大学へ進学する学生や、その保護者が注意したいのが、JASSOの取扱金融機関の変更です。

JASSOは、2027年3月までと2027年4月以降の取扱金融機関を分けて案内しています。

2026年10月19日時点で、2027年4月以降に利用できる金融機関の一覧が公開されています。

2027年度の進学予定者は新しい一覧を確認

2027年4月以降も、国内の銀行、信用金庫、労働金庫、一部の信用組合などが対象です。

ただし、すべての銀行が対象というわけではありません。

特にネット銀行を利用したい人は、金融機関名が新しい一覧に掲載されているか確認する必要があります。

「2026年度まで利用できなかった銀行も、2027年度になればすべて利用できる」

という意味ではありません。

また、過去のJASSO案内に掲載されていた金融機関が、そのまま今後も使えるとは限りません。

2027年度に向けて新たに口座を開設する場合は、2027年4月以降の取扱金融機関一覧を基準に選びましょう。

2026年度と2027年度の違い

確認項目2027年3月まで2027年4月から
取扱金融機関従来の対象金融機関新しい対象金融機関一覧
本人名義必要必要
普通預金口座必要必要
ゆうちょ銀行対応対応
銀行ごとの対応従来の一覧で確認新しい一覧で確認
公金受取口座対応条件あり対応条件あり

口座を作る時期だけでなく、実際に奨学金を受け取る時期も考えて、対象金融機関を確認しておくと安心です。

楽天銀行でJASSO奨学金を受け取れる?

楽天銀行を普段から使っている人なら、奨学金も同じ口座で受け取りたいと思うでしょう。

しかし、2026年度のJASSO奨学金では、楽天銀行を振込先として利用できません。

楽天銀行は、一般的な銀行振込や給与の受け取りには利用できます。

それでもJASSOの奨学金については、取扱金融機関の条件が別に定められています。

楽天銀行を使いたい場合は口座を分ける

楽天銀行を日常生活で使いたい場合は、次のような方法があります。

用途銀行口座
奨学金受取ゆうちょ銀行・都市銀行など
アルバイト給与楽天銀行など
日常の支払い普段使いの銀行
家賃・生活費引き落とし条件に合う銀行

例えば、奨学金はゆうちょ銀行で受け取り、必要な金額だけ楽天銀行へ移すという使い方です。

ただし、銀行間の資金移動には手数料が発生する場合があります。

毎月の振込回数や無料サービスを確認しておくとよいでしょう。

また、奨学金は学生本人のために支給・貸与されるお金です。特に貸与奨学金は将来的な返還も考え、用途や残高を本人が把握しておくことが大切です。

住信SBIネット銀行・PayPay銀行・イオン銀行は使える?

楽天銀行だけでなく、ほかのネット銀行についても確認しておきましょう。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、2026年度のJASSO奨学金振込口座として利用できません。

ATMや他行振込など、日常的な銀行サービスが便利でも、奨学金受取用には別の口座を準備する必要があります。

PayPay銀行

PayPay銀行も、2026年度のJASSO奨学金では対象外です。

PayPayなどのスマホ決済をよく利用している学生でも、奨学金受取用には対応銀行の口座が必要です。

イオン銀行

イオン銀行も、2026年度は奨学金振込口座として指定できません。

イオン銀行のATMを利用する機会が多い人でも、JASSOの奨学金を受け取るためには別の金融機関が必要になります。

ネット銀行と銀行のインターネット支店は違う

ここは混同しやすいところです。

楽天銀行や住信SBIネット銀行のようなネット専業銀行と、都市銀行・地方銀行のインターネット支店は、JASSOでの扱いが異なる場合があります。

例えば、JASSOが取り扱う金融機関であれば、その銀行のインターネット支店を利用できる場合があります。

つまり、

ネットで開設した口座だから奨学金を受け取れない、というわけではありません。

重要なのは、銀行自体がJASSOの取扱金融機関になっていることです。

ゆうちょ銀行ならJASSO奨学金を受け取れる?

ゆうちょ銀行は、JASSO奨学金の振込先として利用できます。

全国に店舗やATMがあるため、自宅近くでも進学先でも利用しやすいことがメリットです。

また、すでに本人名義のゆうちょ銀行口座を持っている学生もいるでしょう。

その場合、新しい銀行口座を作らずに済む可能性があります。

ゆうちょ銀行は通常貯金口座を利用する

JASSO奨学金の振込先に指定できるのは、本人名義の通常貯金口座です。

定期貯金や、本人以外の名義の口座は指定できません。

また、ゆうちょ銀行の場合は、記号・番号などの口座情報を正しく申告する必要があります。

口座情報の入力を間違えると、振込手続きに影響する可能性があります。

親が子どものために作った口座でもいい?

学生本人名義で、現在も正常に利用できる通常貯金口座であれば、候補になります。

ただし、昔作った口座では、長期間利用していなかったり、登録情報が古かったりする場合があります。

奨学金の申し込み前に、口座が使える状態か確認しておきましょう。

奨学金の振込口座は学生本人名義でなければならない

JASSO奨学金の振込先は、学生本人名義の口座である必要があります。

たとえ親が学費を管理していたとしても、親名義の銀行口座をそのまま振込先に指定することはできません。

口座名義奨学金振込
学生本人○
父親×
母親×
祖父母×
兄弟姉妹×

また、銀行口座の種類にも注意が必要です。

普通預金口座であることが基本で、休眠口座や解約済み口座などは利用できません。

すでに学生本人の口座がある場合は、新しい口座を作る前に、現在の口座が利用条件を満たしているか確認するとよいでしょう。

公金受取口座を登録していれば奨学金を受け取れる?

マイナンバーカードを使って、公金受取口座を登録している学生もいるでしょう。

JASSOでは、公金受取口座を奨学金の振込先として利用する仕組みがあります。

ただし、公金受取口座に登録している銀行なら、どこでも奨学金を受け取れるわけではありません。

公金受取口座と奨学金振込口座は別の確認が必要

公金受取口座は、国の給付金などを受け取るために登録する制度です。

一方、JASSO奨学金には振込可能な金融機関の条件があります。

そのため、公金受取口座として登録済みでも、JASSOの対象外金融機関であれば、別途振込先を届け出る必要があります。

例えば、2026年度のJASSO奨学金で楽天銀行を振込先として使いたい場合、公金受取口座に楽天銀行を登録しているだけでは対応できません。

奨学金申込時に利用希望を選択する

JASSOでは、予約採用や在学採用の申し込み時に、公金受取口座の利用を希望するかどうか選択する仕組みがあります。

公金受取口座を利用したい場合は、スカラネットで所定の項目を選択します。

ただし、口座が確認できない場合や、振込対象外の金融機関を登録している場合は、別途届け出が必要になることがあります。

【公式情報】JASSO|公金受取口座の登録・利用について

奨学金用の銀行口座はいつまでに作ればいい?

奨学金を受け取る口座は、実際に振込先を登録する時期までに準備する必要があります。

ただし、予約採用と在学採用では手続きの流れが異なります。

高校生のうちに予約採用を申し込む場合

高校在学中にJASSO奨学金の予約採用を申し込む学生もいるでしょう。

予約採用で採用候補者になっても、それだけで奨学金が振り込まれるわけではありません。

大学などへの進学後に、進学届などの必要な手続きを行います。

その際に振込口座の申告が必要になる場合があるため、進学前に利用できる口座を準備しておくと安心です。

大学入学後に在学採用を申し込む場合

大学入学後に奨学金を申し込む場合は、学校が案内するスケジュールに沿って手続きを進めます。

銀行口座の登録が必要になるため、あらかじめ対応金融機関の本人名義口座を用意しておくとスムーズです。

口座開設には本人確認や審査などに日数がかかる場合があります。

申し込み期限の直前に慌てないよう、余裕を持って準備しましょう。

未成年の高校生でも本人名義の銀行口座を作れる?

奨学金を申し込む高校生の中には、まだ18歳になっていない人もいるでしょう。

未成年でも銀行口座を作ることはできます。

ただし、本人だけで申し込める年齢や必要書類は金融機関によって異なります。

例えば、銀行によっては親権者が手続きをする方法が案内されています。

そのため、進学準備で口座を開設する場合は、次の点を確認しましょう。

  • 本人だけで口座開設できる年齢か
  • 親権者の同意や同席が必要か
  • 利用できる本人確認書類は何か
  • アプリから申し込めるか
  • 口座開設までの日数はどの程度か

18歳以上の学生であれば、一般的には本人が口座開設手続きを進められます。

ただし、本人確認書類の種類は銀行ごとに異なるため、公式サイトで確認することが必要です。

学生証だけで銀行口座は作れる?

大学進学時の口座開設では、学生証を本人確認書類として使いたい人もいるでしょう。

しかし、一般的な大学の学生証だけでは、銀行口座を開設できない場合があります。

銀行では、マイナンバーカードや運転免許証など、所定の本人確認書類が求められます。

また、銀行の店舗で申し込む場合と、スマートフォンアプリで申し込む場合では、利用できる書類が異なることもあります。

大学の学生証があれば必ず申し込めると考えず、銀行の最新案内を確認しましょう。

【関連記事】クレジットカードは学生証だけで作れる?学生の本人確認書類と注意点を解説

奨学金を受け取る銀行は何を基準に選べばいい?

奨学金を受け取れる銀行が複数ある場合は、どこを選ぶか迷うこともあるでしょう。

大切なのは、奨学金を受け取れるだけでなく、大学生活で使いやすい口座を選ぶことです。

① 自宅や大学の近くにATMがあるか

学生生活では、アルバイト先や大学の近くで現金を引き出す機会があります。

自宅近くでは便利でも、進学先では利用できるATMが少ない場合もあるでしょう。

一人暮らしを始める場合は、進学先の生活圏でATMを利用できるかも確認しておきましょう。

② ATM手数料はいくらか

少額のATM手数料でも、何度も利用すると負担になります。

例えば、1回110円の手数料がかかるATMを月2回利用すると、年間2,640円です。

4年間続けば10,560円になります。

無料で利用できるATMや、所定の条件で手数料が無料になるサービスがあるか確認するとよいでしょう。

③ 他行振込手数料は安いか

大学生活では、家賃や生活費の振込が必要になることがあります。

また、奨学金受取口座と普段使いの口座を分ける場合、銀行間の資金移動も発生します。

毎月の他行振込手数料が高いと、少しずつ負担が増えてしまいます。

ネットバンキングからの振込手数料や、無料回数などを比較しておくと便利です。

④ スマホアプリで入出金を確認できるか

大学生なら、スマートフォンで銀行口座を管理できると便利です。

奨学金の振込確認や、アルバイト給与の入金確認、口座残高のチェックなどを手軽に行えます。

特に一人暮らしでは、家賃や生活費など毎月の支出を把握する必要があります。

銀行アプリが使いやすいことも、口座選びのポイントです。

奨学金用と普段使い用で銀行口座を分けてもいい?

奨学金を受け取る銀行と、普段使う銀行を分ける方法もあります。

例えば、ゆうちょ銀行で奨学金を受け取り、楽天銀行を普段使いの口座にする方法です。

2つの口座を使い分ける例

口座主な用途
ゆうちょ銀行奨学金の受け取り、生活費の管理
楽天銀行アルバイト給与、ネットショッピング、日常の支払い

このように分けておけば、奨学金として受け取った金額と、普段使うお金を区別しやすくなります。

ただし、口座を増やすと残高管理が複雑になる場合があります。

最初は奨学金受取用と普段使い用の1〜2口座程度にまとめると管理しやすいでしょう。

大学生はクレジットカードの引き落とし口座も考えておこう

大学進学をきっかけに、初めてクレジットカードを作る人もいるでしょう。

銀行口座は奨学金の受け取りだけでなく、クレジットカードの引き落としにも利用できます。

ただし、すべての銀行が、すべてのクレジットカードの引き落としに対応しているわけではありません。

そのため、学生のうちからカードを使う予定があるなら、対応する引き落とし口座も確認しておきましょう。

奨学金とカード利用代金は別々に管理する

奨学金を受け取る口座から、クレジットカード利用代金を引き落とすこともできます。

ただし、奨学金は学費や生活費を支えるためのお金です。

特に貸与型の奨学金は、卒業後に返還する必要があります。

カードの利用額が増えて、学費や生活費の支払いに困ることがないように、毎月の予算を決めて利用することが大切です。

【関連記事】大学生にクレジットカードは必要?学生のうちに作る5つのメリットと注意点

JASSO奨学金と銀行口座についてよくある質問

Q. 楽天銀行でJASSO奨学金を受け取れますか?

A. 2026年度のJASSO奨学金では、楽天銀行を振込先として利用できません。2027年4月以降についても、新しいJASSO取扱金融機関一覧で確認する必要があります。

Q. 住信SBIネット銀行は利用できますか?

A. 2026年度のJASSO奨学金振込口座には利用できません。対応する都市銀行や地方銀行などの口座を用意してください。

Q. ゆうちょ銀行は奨学金の振込先にできますか?

A. はい。学生本人名義の通常貯金口座であれば、JASSO奨学金の振込先として利用できます。

Q. 親名義の口座でも奨学金を受け取れますか?

A. いいえ。JASSO奨学金の振込先は、学生本人名義の口座である必要があります。

Q. 2027年4月から楽天銀行も利用できるようになりますか?

A. JASSOは2027年4月からの取扱金融機関を新たに案内しています。ただし、すべてのネット銀行が利用可能になるわけではありません。楽天銀行を含め、対象金融機関一覧への掲載を確認する必要があります。

Q. 公金受取口座に登録していれば奨学金を受け取れますか?

A. JASSOの取扱金融機関に該当し、所定の手続きを行っている必要があります。公金受取口座に登録しているという理由だけで、必ず奨学金を受け取れるわけではありません。

Q. 高校生でも本人名義の銀行口座を作れますか?

A. はい。未成年でも口座を開設できる金融機関があります。ただし、親権者の同意や必要書類などの条件は銀行によって異なります。

Q. ネット銀行は全部使えないのですか?

A. ネット専業銀行は利用できない金融機関がありますが、JASSOの取扱金融機関である都市銀行や地方銀行のインターネット支店は利用できる場合があります。

Q. 奨学金の振込先を途中で変更できますか?

A. 所定の手続きによって振込先を変更できる場合があります。学校の奨学金担当窓口やJASSOの案内に従ってください。変更手続きの時期によっては、希望する振込月に間に合わない場合があります。

まとめ|JASSO奨学金の銀行口座は2027年の変更にも注意

以上、JASSO奨学金を受け取れる銀行と、ネット銀行や本人名義口座の注意点についてのお話でした。

2026年度のJASSO奨学金では、ゆうちょ銀行、都市銀行、地方銀行などの対応金融機関を利用できます。

一方、楽天銀行や住信SBIネット銀行などのネット専業銀行は、奨学金の振込先として利用できません。

さらに、2027年4月からは取扱金融機関の案内が変更されるため、これから大学へ進学する学生は新しい一覧を確認することが大切です。

また、奨学金の振込口座は学生本人名義で、普通預金など指定された種類の口座でなければなりません。

これから口座を開設するなら、まずJASSOで受け取れることを確認し、そのうえでATM手数料や普段の使いやすさを比較するのがおすすめです。

【公式情報】JASSO|奨学金振込口座として利用可能な金融機関

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