
楽天家族カードを使っていると、あるタイミングで、
「そろそろ自分名義の楽天カードを持った方がいい?」
「家族カードは何歳まで使える?」
「就職したら卒業した方がいい?」
と考えることがあります。
結論から言うと、楽天家族カードには「○歳になったら卒業」という決まりはありません。
見直す目安になるのは年齢ではなく、
自分のお金を自分で管理するようになったか
です。
就職、親からの経済的な独立、一人暮らし、結婚などで生活費の管理方法が変わったときは、本人名義の楽天カードを検討しやすいタイミングです。
一方、家計を本会員側へまとめたい場合は、無理に家族カードを卒業する必要もありません。
この記事では、楽天家族カードを卒業するタイミングと、本人カードを作った方がいいケース・そのまま家族カードを使ってもいいケースを整理して解説します。
結論|楽天家族カードは年齢ではなく「お金の独立」で卒業を考える
楽天家族カードを卒業する代表的なタイミングは次の5つです。
- 就職して自分の収入で生活するようになった
- 親から経済的に独立した
- 一人暮らしで自分の固定費を払うようになった
- 結婚して親とは別の家計になった
- 明細・ポイント・支払口座を自分で管理したくなった
共通しているのは、
家族のお金から、自分のお金へ管理の中心が移ったこと
です。
そのため、
「20歳になったから」
「社会人になったから」
という理由だけで必ず卒業する必要はありません。
逆に、年齢が若くても自分で生活費を管理するようになれば、本人カードの方が使いやすくなることがあります。
楽天家族カードは何歳まで使える?
楽天家族カードには、「25歳まで」「30歳まで」といった上限年齢が決められているわけではありません。
楽天カードの家族カードは、18歳以上で本カード会員と生計をともにする配偶者・両親・子どもなどが対象です。
そのため、
何歳かよりも、本カード会員と生計をともにしているか
が重要になります。
例えば、大学進学で実家を離れて一人暮らしを始めても、親から仕送りを受けて生活しているなら、単に別居しただけで直ちに「家族カード卒業」と考える必要はありません。
一方で、就職して収入を得て、家賃や生活費をすべて自分で払うようになれば、家計の独立をきっかけに本人カードを検討する意味が大きくなります。
① 就職して自分の収入で生活するようになった
楽天家族カードを見直しやすい代表的なタイミングが就職です。
学生時代は親の家族カードを使っていた人でも、就職すると給与が入り、自分で支払うものが増えていきます。
例えば、
- スマホ代
- 通勤関連費
- 衣服
- 仕事用品
- 交際費
- サブスク
などです。
こうした支出を自分で負担するようになると、本人カードの方が管理しやすくなることがあります。
自分の利用明細を自分で管理できる
家族カード利用分は本カード会員側から確認できます。
学生時代は気にならなくても、社会人になると、
「何を買ったか親に把握されたくない」
「個人の支出と家族の支出を分けたい」
と感じる人もいるでしょう。
本人カードなら、自分の利用分を自分で管理できます。
【関連記事】家族カードの明細はどこまで見られる?夫婦のプライバシー問題を解説
自分の支払口座を設定できる
家族カードの利用代金は本カード会員の口座から引き落とされます。
自分の給与口座からカード代を支払いたい場合は、本人名義カードを持つ方が分かりやすいです。
【関連記事】楽天家族カードは別口座から引き落とせる?本人カード・2枚目カードで分ける方法
② 親から経済的に独立したとき
就職したかどうか以上に重要なのが、
親と家計が分かれたか
です。
例えば、
- 家賃を自分で払う
- 食費を自分で負担する
- スマホ代も自分で払う
- 保険や生活用品も自分で管理する
ようになれば、家族カードより本人カードの方が自然になることがあります。
逆に、就職していても実家暮らしで家計をかなり共有しているなら、家族カードを残すメリットもあります。
つまり、
就職=即卒業ではなく、経済的に独立したかどうか
で考えるのが分かりやすいです。
③ 一人暮らしを始めて自分の固定費を払うようになった
一人暮らしも家族カードを見直すきっかけになります。
ただし、
一人暮らしを始めた=必ず家族カードを卒業
ではありません。
大学進学で親から仕送りを受けながら生活している場合などは、家族カードをそのまま家計用に使う方が便利なこともあります。
一方、
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 通信費
- 家賃関連
- 日用品
をすべて自分で負担するようになれば、本人カードを持つメリットが大きくなります。
固定費を自分名義カードへまとめやすい
一人暮らしでは、毎月の固定費をクレジットカード払いにする機会が増えます。
本人カードへまとめれば、自分の生活費がどれくらいかかっているか把握しやすくなります。
今後も自分で家計を管理していくなら、本人カードへ移る一つのきっかけになります。
④ 結婚して親とは別の家計になった
結婚も楽天家族カードを見直す大きなタイミングです。
例えば、結婚前まで親の楽天家族カードを利用していた人が、結婚後は配偶者と新しい家計を作るケースです。
楽天家族カードは、本カード会員と生計をともにする家族を対象としたカードです。
そのため、結婚によって親とは家計が完全に分かれた場合は、
親の家族カードをそのまま使い続ける前提で考えず、一度カードの持ち方を見直す
のがおすすめです。
結婚後は本人カードか配偶者の家族カードかを考える
結婚後のカード運用には、大きく分けて次の方法があります。
- 夫婦それぞれ本人カードを持つ
- どちらかを本会員にして家族カードを作る
- 家計用は家族カード、個人用は本人カードにする
どれが正解というわけではありません。
夫婦で家計を完全にまとめたいなら家族カード、個人のお金も分けたいなら本人カードが使いやすいでしょう。
【関連記事】クレジットカードを夫婦で共有すると危険?名義・管理・トラブルを解説
⑤ 明細・ポイント・支払口座を自分で管理したくなった
就職や結婚といった大きなイベントがなくても、
「そろそろ自分で全部管理したい」
と思ったら、それも家族カード卒業を検討するタイミングです。
本人カードを持つと、
- 利用明細
- 支払口座
- 楽天ポイント
- 利用枠
- 各種カード設定
を本人側で管理しやすくなります。
家族カードでは便利だった「家族でまとめる仕組み」が、生活が変わると逆に不便になることがあります。
楽天ポイントを自分で貯めたいなら本人カードも選択肢
楽天家族カードのクレジット利用分で貯まるポイントは、基本的に本カード会員側へ進呈されます。
そのため、
「自分が使った分の楽天ポイントは自分で貯めたい」
という人には本人カードの方が向いています。
ただし、通常還元だけで見れば、家族カードだから大きく損をするわけではありません。
ポイントの付与先や管理方法が変わると考える方が正確です。
【関連記事】楽天家族カードはポイントで損?夫婦別カードと比較してみた
家族カードを卒業しなくてもいいケース
ここまで読むと、
「社会人になったら家族カードはやめなければいけない」
と思うかもしれません。
しかし、家族カードには年齢による卒業ルールがあるわけではありません。
生活や家計に合っているなら、そのまま利用する方法もあります。
親と生計をともにしている学生
親から生活費や学費の支援を受けている学生なら、家族カードは便利です。
教科書や通学用品など家族が負担する支出を家族カードへまとめれば、親側でも管理しやすくなります。
家計を完全共有している夫婦
夫婦の収入や生活費を一つの家計として管理している家庭なら、家族カードとの相性は良いです。
食費・日用品・光熱費などをまとめて支払えます。
ポイントや支払いを本会員へまとめたい
個人でポイントを貯めることより、
「家族の楽天ポイントをまとめたい」
「支払口座を一本化したい」
という場合も家族カードを残すメリットがあります。
専業主婦・主夫だから家族カードとは限らない
専業主婦・主夫だから必ず家族カード、というわけでもありません。
家計をまとめたいなら家族カードが便利ですが、
- 明細を自分で管理したい
- ポイントを自分で管理したい
- 自分名義カードを持ちたい
という場合は本人カードも選択肢です。
重要なのは職業ではなく、
どのように家計を管理したいか
です。
家族カードを卒業しても、すぐ解約する必要はない
本人名義の楽天カードを作ったからといって、家族カードをすぐ解約する必要はありません。
家族カードと本人カードは役割が違うため、
- 家族カード → 家計用
- 本人カード → 個人用
というように2枚を使い分けることもできます。
例えば、親と一部の生活費を共有している社会人なら、
家族カード
- 家族が負担する生活費
- 家族で共有する支出
本人カード
- 趣味
- 交際費
- 個人的な買い物
- 自分で払う固定費
という使い分けができます。
結婚後なら、
配偶者の家族カード
食費・日用品など夫婦共通の生活費
自分の本人カード
趣味・衣服・個人の支出
と分ける方法もあります。
つまり、
本人カードを作る=家族カードを完全にやめる
ではありません。
【関連記事】楽天家族カードと本人カードの2枚持ちはできる?
本人カードを作るベストなタイミングは「必要になる少し前」
本人カードを作るなら、実際に必要になってから慌てて申し込むより、少し余裕を持って準備しておく方が使いやすいです。
例えば、
- 就職して給与が入り始める前後
- 一人暮らしで固定費の契約を始める前
- 結婚後に家計を分けると決めたとき
- スマホ代などを自分で払うようになる前
などです。
本人カードを作れば、公共料金やサブスクなどの支払先も順番に自分名義カードへ変更できます。
「今日から家族カードをやめる」と急に切り替えるより、
新しいカードを準備してから支払いを少しずつ移す
方がスムーズです。
家族カードを先に解約するのはおすすめしない
本人カードへ移行する予定でも、先に家族カードだけ解約するのは避けた方がいいでしょう。
家族カードには、
- スマホ料金
- サブスク
- 通販サービス
- 定期的な支払い
などが登録されている可能性があります。
先に解約すると、その支払いができなくなることがあります。
おすすめの順番は、
- 本人カードを申し込む
- 本人カードを受け取る
- 必要な支払いを本人カードへ変更する
- 家族カードを今後も使うか判断する
- 不要なら家族カードを解約する
という流れです。
【関連記事】楽天家族カードを解約する前に確認したい5つのこと
楽天家族カードから本人カードへ「変更」するわけではない
楽天家族カードを卒業するときに、
「今持っている家族カードを本カードへ変更したい」
と思う人もいるでしょう。
ただし、家族カードがそのまま本人カードへ契約変更されるわけではありません。
本人カードを持ちたい場合は、
本人名義の楽天カードを新たに申し込む
という考え方になります。
そのため、本記事では分かりやすく「卒業」「切り替え」と表現していますが、実際には別の本人カードを新規に申し込む形です。
家族カードを持っていても本人カードを申し込める?
家族カードを持っていること自体を理由に、本人カードを持てないわけではありません。
本人カードの申込条件を満たしていれば、自分名義の楽天カードを申し込めます。
例えば、
- 学生時代は親の家族カード
- 就職後は本人カード
- 家族カードも生活費用として残す
という使い方もできます。
ただし、本人カードの発行には審査があります。
「家族カードを持っていたから本人カードも必ず発行される」という意味ではありません。
家族カード会員だった人でも新規入会特典はもらえる?
家族カード会員だった人が本人名義の楽天カードを初めて申し込む場合、条件を満たせば新規入会キャンペーンの対象になることがあります。
ただし、
- 過去に本人名義の楽天カードを保有していないか
- その時点のキャンペーン条件
- 所定期間内のカード利用
- 口座設定などの条件
によって対象が決まります。
そのため、
「家族カード会員なら必ず本人カードの入会特典がもらえる」
とは考えない方がいいでしょう。
実際の切り替え方法や入会特典については、別記事で詳しくまとめています。
【関連記事】すでに持ってる楽天家族カードを本カードに変更!入会特典はもらえるの?
家族カード卒業を急がなくてもいい
「社会人なのにまだ家族カードを使っている」
「結婚したのに親の家族カードが残っている」
と不安になる人もいるかもしれません。
しかし、
何歳までに本人カードを持たなければいけない
というルールがあるわけではありません。
大切なのは、
- 現在も家族カードの対象条件を満たしているか
- 誰が生活費を負担しているか
- 明細を誰が管理するか
- ポイントを誰が管理したいか
- 支払口座を分けたいか
です。
今の生活に家族カードが合っているなら、無理に卒業する必要はありません。
逆に、家族カードの仕組みが不便になってきたら、それが本人カードを考えるタイミングです。
「家族カードを卒業した方がいいか」判断チェック
迷ったら、次の項目を確認してみてください。
- 自分の収入で生活費を払っている
- 親とは家計が分かれている
- 自分名義口座からカード代を払いたい
- 利用明細を親や配偶者と分けたい
- 楽天ポイントを自分で管理したい
- 自分名義のカード契約を持ちたい
- 家族カードの利用条件が今の生活に合わなくなった
当てはまる項目が増えてきたなら、本人カードを検討するタイミングと考えていいでしょう。
一方、
- 家計を家族で完全共有している
- 本会員側へ支払いをまとめたい
- ポイントも家族でまとめたい
なら、家族カードをそのまま使うメリットがあります。
楽天家族カードの卒業についてよくある質問
Q. 楽天家族カードは何歳まで使える?
「○歳まで」という上限年齢が決められているわけではありません。
年齢より、本カード会員と生計をともにしているかなど、家族カードの利用条件を満たしているかが重要です。
Q. 社会人になったら家族カードはやめるべき?
必ずやめる必要はありません。
ただし、自分の給与から生活費を支払い、自分で家計を管理するようになったなら本人カードを検討しやすいタイミングです。
Q. 一人暮らしを始めたら家族カードは使えない?
一人暮らしだけを理由に直ちに使えなくなるとは限りません。
例えば親から仕送りを受けて生計をともにしている場合もあります。
重要なのは住所より、家計や生計の実態です。
Q. 結婚したら親の家族カードは解約した方がいい?
結婚によって親とは家計が完全に分かれた場合は、家族カードの利用条件も含めて一度見直した方がいいでしょう。
本人カードを持つか、配偶者の家族カードを利用するかなど、新しい家計に合わせて考えます。
Q. 家族カードと本人カードは同時に持てる?
条件を満たしていれば併用できます。
家族カードを家計用、本人カードを個人用に使い分ける方法もあります。
【関連記事】楽天家族カードと本人カードの2枚持ちはできる?
Q. 本人カードを作ったら家族カードはすぐ解約する?
必ずしも必要ありません。
新しい本人カードへ継続支払いを移したあと、家族カードが今後も必要か判断する方が安全です。
Q. 家族カードから本人カードへそのまま変更できる?
そのまま契約変更するのではなく、本人名義の楽天カードを新たに申し込む形になります。
Q. 家族カード卒業の一番いいタイミングは?
年齢ではなく、
自分のお金を自分で管理する必要が出てきたタイミング
です。
就職、経済的独立、一人暮らし、結婚などはその代表例です。
まとめ
以上、楽天家族カードはいつ卒業する?就職・結婚・独立で本カードを作るタイミング…というお話でした。
楽天家族カードには、「20歳になったら卒業」「社会人になったら必ず解約」といった決まりはありません。
ポイントを整理すると、
- 家族カードは年齢ではなく家計の変化で見直す
- 就職して自分の収入で生活するようになったら本人カードを検討しやすい
- 親から経済的に独立したときは大きな見直し時
- 一人暮らしだけで必ず卒業するわけではない
- 結婚して親と家計が分かれたらカードの持ち方も見直す
- 明細・ポイント・支払口座を自分で管理したくなったら本人カードが便利
- 家族カードのままでも生活に合っていれば問題ない
- 本人カードを作っても家族カードをすぐ解約する必要はない
- 家族カード+本人カードの2枚持ちもできる
- 本人カードを作るなら必要になる少し前に準備すると移行しやすい
家族カードを卒業するかどうかで一番大切なのは、
「今の自分の生活に家族カードの仕組みが合っているか」
です。
自分で生活費を払い、自分の口座・明細・ポイントを管理したいと思うようになったら、本人カードを検討する一つのタイミングです。
逆に、家計を家族でまとめているなら無理に卒業する必要はありません。
本人カードへ移ると決めた場合も、家族カードを先に解約するのではなく、新しいカードを準備してから支払いを順番に移していきましょう。
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