楽天ペイ支払いの上限額が、1回あたり50万円に変更されました(2023年4月17日に規約改定)
なお1ヶ月合計の楽天ペイ限度額は、支払い元をクレジットカード、デビットカード、楽天銀行口座のいずれかに設定変更することで、50万円から無制限に変更することができます。
ちなみにコンビニでも店舗によって1日の上限金額、1回あたりの上限金額に決まりがあります。今回は楽天ペイがいくらまで使えるか、上限金額(利用限度額)についてまとめて紹介します。
なお楽天ペイが利用制限エラーになったときの対処法は別記事にまとめています↓
>解除申請「楽天ペイのご利用が制限されています」E00002エラーが出たら
楽天ペイ支払い上限額が50万円に変更の背景
楽天ペイ自体の1回あたりの利用上限は50万円です。
従来は10万円までとなっていましたが2023年4月に変更となりました。これは国民年金保険料や固定資産税などの請求書払いが楽天ペイでもできるようになったので、その高額支払いに対応するための規約変更です。
【関連記事】ウェルシアで公共料金の支払い方法の注意点とvポイント
請求書払い以外ではなかなか50万円以上の支払いを一気にすることはないと思いますが、楽天ペイアプリの1回の上限として50万円が決められています。
しかし、この上限は楽天ペイ決済をする店舗ごと、楽天会員ランク、バーコード表示か読み取りかの楽天ペイ支払い方法、そして設定しているクレジットカード自体の限度額によっても変わってきます。
特に気をつけたいのがコンビニでの上限額。
50万円に比べて格段に小さいので注意が必要です。
楽天ペイ支払い上限額を設定変更する方法
楽天ペイの上限額は「1回あたり」と「24時間の合計」でも最大50万円と決められています。
楽天カードに申請したり、カード自体をプレミアムやゴールドに変えたら、楽天ペイの上限額も変更できるといいのですが、残念ながら現在のところこの上限額は変更できません。
しかし、1ヶ月間合計の利用上限額50万円は、楽天ペイの支払い元を「楽天キャッシュ」から「クレジットカード・デビットカード・楽天銀行」に設定変更することによって、無制限に変更できます。
▲楽天ペイの支払い元を設定する方法(楽天ペイ公式サイトより)
<楽天ペイの上限額>
支払い元設定 | 1回及び24時間合計 | 1ヶ月間合計 |
楽天キャッシュ | 最大50万円 | 最大50万円 |
クレジットカード・デビットカード・楽天銀行 | 最大50万円 | 制限なし |
なお、楽天ペイの支払いを楽天ポイントでする場合には、楽天会員ランクがダイヤモンド以外(プラチナ、ゴールド、シルバー、レギュラー会員)は1回で最大3万円、24時間と1ヶ月合計で最大10万円と上限額が違うので注意が必要です。
>「利用できる楽天ポイント・楽天キャッシュの上限金額について」(公式)
コンビニ店舗ごとの楽天ペイ限度額はいくらまで?
楽天ペイのコンビニ利用上限は店舗ごとに1回4,000円、1日あたり4,000円です。
楽天ペイはコンビニ各店舗でも使えるので便利ですよね。
【楽天ペイのコンビニ店舗ごとの上限額】
店舗名 | 1回の上限当たり | 1日の合計上限 |
---|---|---|
ファミリーマート | 4,000円 | 4,000円 |
ローソン | 4,000円 | 4,000円 |
ポプラ | 4,000円 | 4,000円 |
ミニストップ | 4,000円 | 4,000円 |
セブンイレブン | 4,000円 | 4,000円 |
コンビニ店舗が違えば4,000円以上使える
コンビニの楽天ペイ利用は1日4,000円までですが、これは同じ店舗でのこと。
つまりローソンで今日3500円分を楽天ペイで払ったから、ファミマであと500円しか使えない!
なんてことはありません。
こうした場合ならファミマでも4,000円までは、同じ日に楽天ペイ決済することができます。
コンビニ店舗での楽天ペイ上限額
- 勘違い:ローソンとファミマで1日合計4,000円分までしか使えない
- 正解:ローソンで1日4,000円、ファミマで1日4,000円分、それぞれ使える
セブンイレブンでも楽天ペイの上限が4,000円に
以前は楽天Edyにチャージしてから使ってたんですが、楽天ペイならすぐにコンビニ決済できるので私も最近はペイばかり使うようになりました。
でも今まではセブンイレブンで楽天ペイが使えなかったんです。
ところが、唯一対応してなかったセブンイレブンも2019年10月1日から楽天ペイが使えるようになりました。
セブンイレブンでも上限額は、他のコンビニと同じく4,000円です。
楽天経済圏で生きている管理人も、セブンイレブンでもnanacoよりも楽天ペイで支払いをしています。
【関連記事】楽天ポイント使えるコンビニは?楽天ペイを使ってセブンイレブンで期間限定P使う方法
楽天ペイもクレジットカード限度額の影響に注意
楽天ペイの1回の決済額が上限の50万円に達していなくても、設定しているクレジットカードの限度額を超えては使えません。
楽天ペイを使うと楽天e-NAVIで設定登録されているクレジットカードに請求にいきます。
つまり店頭で楽天ペイで払っているつもりでも、店舗から請求を実際に支払いするのは登録されたクレジットカードになります。
楽天ペイに設定するクレジットカードを切り替えて上限変更
楽天ペイに設定するクレジットカードは楽天ペイアプリから簡単に切り替えすることができます。
例えば、30万円の支払いを楽天ペイでしようとしたケースで考えます。
- 普段楽天ペイに登録していクレジットカードの限度額が元々20万円だった
- その月のクレジットカード利用限度がのこり10万円しかなかった
こんなときには、違うクレジットカードを楽天ペイに切り替えて設定することで30万円のお買い物を楽天ペイで決済することができます。
楽天スーパーポイントで決済する時の楽天ペイ利用上限は
楽天ペイで楽天ポイント支払いする上限は3万ポイントです。
ただし、コンビニでは4000ポイントまでが上限になります。
期間限定ポイントも楽天ペイで使える
楽天ペイではクレジットカード払いだけでなく、楽天スーパーポイントを支払い金額に充当することができます。
この楽天ペイで使えるポイントの種類は通常ポイントだけでなく、期間限定ポイントも対象になります。
【関連記事】貯めた楽天ポイントをコンビニで使う方法!期間限定ポイントを失効前に使い切るには楽天ペイアプリを使おう
仮ポイントは使えない
ただし仮ポイントは決済に使えません。
仮ポイントは確定する時期をまってから使うことになります。
なお仮ポイントが確定する日付は、楽天ポイントクラブの画面から確認することができます。
楽天会員ランクによって上限額も変化する?
楽天ペイの上限金額は楽天会員ランクによって変わるが、内容は非公表。
楽天会員ランクは、楽天市場や楽天カードの利用状況によって、レギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの5段階に設定されます。
楽天ペイの公式サイトによると、このランクによって上限金額が変化しますとアナウンスしていますが、肝心の「どれくらい変わるのか?」については公表していません。
ご利用1回あたりの上限金額は最大50万円となります(楽天会員ランクにより上限金額は異なります)。
楽天ペイの会員ランクによる上限額の違いについて具体的数値をなぜ公表しないか、実際にはどれくらい変わるのかも気になるところですが、
実際は1回で5万円を超える支払いを楽天ペイでする機会はなかなかないと思います。
なので、実質的に使うことが多いコンビニでの支払い上限4,000円を覚えておけばとりあえず問題ないでしょう。
楽天ペイ支払い上限の変更後まとめ
以上楽天ペイ支払い上限額が変更!1ヶ月限度額を設定変更する方法...というお話でした。
最後にもういちど簡単にまとめてみると
- 楽天ペイ支払いの1回あたりの上限額は50万円に変更された
- 支払い元を楽天キャッシュ以外に変更すれば1ヶ月合計は無制限になる
- ポイント利用なら楽天会員ランクなどによっても限度額が変わる
- コンビニの楽天ペイの上限額は4,000円まで
復習ですが、ローソンやファミマといった店舗を別にすれば、1日それぞれ4,000円までを上限として楽天ペイは使えます。
基本的には楽天ペイ払いなら200円につき1ポイントが貯まります。
楽天ペイをしてさらにお得に楽天ポイントをもらいましょう。
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