こんにちは、管理人です。
今日は私の失敗談を含めて、レンタカーの「NOC」についてお話ししたいと思います。
この話は、先日、息子の高校の部活の遠征で、レンタカーを借りた時のことがきっかけなんです。
・NOCって何なのか知らないと痛い目を見る
・免責保険に入っていても請求される可能性がある
・たった540円の対策で2万円の請求を防げる
・意外と知られていない対処法がある
・レンタカーを借りる前の確認ポイントがある
この記事のもくじ
NOCを知らないでショック!
実は私、このNOCのことを知らなくて、ちょっとした失敗で大変な目に遭ってしまったんです。
息子の遠征の送迎で借りたレンタカー、返却時に後部バンパーに小さな傷が見つかりました。
「免責保険に入ってるから大丈夫かな」と思っていたのですが、修理代とは別に「NOC」という名目で2万円も請求されてしまったんです。
「えっ、なんでこんな請求が?」と驚きましたが、後の祭り。
これがNOCとの最初の出会いでした。
NOCとは?
NOCというのは「ノン・オペレーション・チャージ」の略で、簡単に言うと「車が使えない間の営業補償料」なんです。
レンタカーが修理や清掃で使えない間の営業損失を埋め合わせるためのものですね。
これが曲者で、通常の免責保険では補償されないんです。
「え?そんなの聞いてない!」というのが正直な感想でした。
実は、多くの人がこの落とし穴にはまっているんです。
レンタカー会社によって金額は違いますが、だいたい以下のような請求になります:
・自走不可の場合:約5万円
・軽度の損傷で自走可能:約2万円
・内装の汚れ:約2万円
ちなみに、こんな場合にもNOCは発生します:
・縁石にこすった
・当て逃げされた
・車内を汚した
・ペットを無断で乗せた
・禁煙車で喫煙した
NOC支払いの免除制度とは
ここで私からの重要なアドバイスです。
NOCの支払いを免除してくれる制度があるんです。
レンタカー会社によって名称は違いますが、たいてい1日500円程度で加入できます。
先日の私の場合、これに加入していれば2万円の請求は免除されていたんですよね。
今となっては本当に悔やまれます。
「私は慎重な運転だから大丈夫!」
そう思っている方、要注意です。
私も同じことを思っていました。
でも、駐車場でちょっと縁石に擦っただけで2万円。
そう考えると、500円程度の追加料金はむしろ安い保険だと思えてきますよね。
NOC免除されないケースも
ただし、注意点もあります。
全てのケースでNOCが免除されるわけではないんです。
例えば:
・故意による損傷
・無断喫煙
・ペットの無断同乗
・悪質な事故
これらは免除の対象外となります。
当たり前といえば当たり前ですよね。
レンタカーするときの確認ポイント
では、レンタカーを借りるときの具体的な確認ポイントをまとめてみましょう。
1. NOC免除制度の有無を確認
「NOC免除制度はありますか?」と聞いてみましょう。
2. 免除制度の料金を確認
だいたい1日500円前後が相場です。
3. 補償内容の確認
何が補償されて、何が補償されないのかをしっかり確認。
4. 免除制度加入の手続き
忘れずに加入の手続きをすること。
5. 借りる前の車体チェック
既存の傷や汚れは写真を撮っておくと安心です。
ちなみに、娘が大学で車を借りる時にこの話をしたら、「お父さん、それ常識じゃない?」と言われてしまいました。
若い世代の方が、こういった補償のことはよく知っているのかもしれませんね。
私の失敗談で少し長くなってしまいましたが、これを読んでくださった方は、ぜひNOCの落とし穴に注意してください。
たった500円程度の投資で、大きな出費を防げるかもしれませんよ。
レンタカーを借りる前のチェックリスト
以上、レンタカー2万円請求のNOCとは?落とし穴と賢い対処法…というお話でした。
最後に、レンタカーを借りる際のチェックリストをまとめておきます:
・通常の免責保険への加入
・NOC免除制度への加入
・車体の傷のチェックと写真撮影
・補償内容の確認
・返却時の立会確認
これだけ気をつければ、私のような失敗は防げるはずです。
皆さんも、楽しいドライブの思い出が高額請求で台無しにならないよう、しっかり対策してくださいね。