クレジットカード選びというと、「楽天カードがお得」というイメージを持っている人は多いでしょう。
確かに楽天市場をよく利用する人にとって、楽天カードは非常に優秀なカードです。
しかし、家計の支出をよく見てみると、実際には楽天市場での買い物よりも固定費の方が圧倒的に多い家庭が少なくありません。
電気代、ガス代、水道代、保険料、通信費などを毎月カード払いしている場合、本当に楽天カードが最適なのでしょうか。
今回は固定費の支払いに注目して、楽天カードとリクルートカードのポイント差を計算してみました。
結論:固定費中心ならリクルートカードが有利なケースが多い
先に結論です。
楽天市場をあまり利用せず、
- 公共料金
- 保険料
- 通信費
- サブスク
などの固定費がカード利用の中心になっている人は、リクルートカードの方が多くポイントを獲得できる可能性があります。
理由はシンプルです。
楽天カードは一部の公共料金や保険料で還元率が引き下げられている一方、リクルートカードは基本還元率1.2%を維持しているからです。
毎月の固定費はいくらある?
一般的な4人家族を例にしてみます。
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 電気代 | 12,000円 |
| ガス代 | 8,000円 |
| 水道代 | 6,000円 |
| 携帯料金 | 10,000円 |
| インターネット | 5,000円 |
| 保険料 | 15,000円 |
| Netflix・Spotifyなど | 3,000円 |
合計
月59,000円
年間では
708,000円
になります。
家計の中でかなり大きな割合を占めています。
楽天カードは固定費でも1%還元ではない
楽天カードというと1%還元のイメージがあります。
しかし実際には利用先によって還元率が異なります。
還元率が下がる主な支払い
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
- NHK受信料
- 一部保険料
これらは500円につき1ポイント。
実質0.2%還元です。
つまり毎月支払っている固定費の中でも、特に金額が大きい支出の還元率が低く設定されています。
NetflixやSpotifyは通常還元
一方で、
- Netflix
- Spotify
- Amazon Prime
- Disney+
- Hulu
- YouTube Premium
などは通常ショッピング扱いです。
還元率は1%です。
固定費の中でも支払い先によって大きな違いがあります。
年間ポイントを計算してみた
先ほどのモデルケースで計算してみます。
公共料金・保険料
| 項目 | 年額 |
|---|---|
| 電気代 | 144,000円 |
| ガス代 | 96,000円 |
| 水道代 | 72,000円 |
| 保険料 | 180,000円 |
合計
492,000円
楽天カードの場合
492,000円 × 0.2%
= 約984ポイント
リクルートカードの場合
492,000円 × 1.2%
= 約5,904ポイント
差額
約4,920ポイント
公共料金と保険料だけでこれだけ差が出ます。
通信費も加えてみる
さらに携帯電話とインターネット料金を加えます。
| 項目 | 年額 |
|---|---|
| 携帯料金 | 120,000円 |
| インターネット | 60,000円 |
合計180,000円
楽天カード
180,000円 × 1%
=1,800ポイント
リクルートカード
180,000円 × 1.2%
=2,160ポイント
差は360ポイントです。
固定費全体ではどれくらい違う?
先ほどの固定費合計708,000円で計算すると、
楽天カード
約2,800ポイント前後
リクルートカード
約8,500ポイント前後
年間で5,000ポイント以上の差になるケースもあります。
家族が増えたり保険料が高かったりすると、さらに差は広がります。
【関連記事】リクルートカードなら公共料金でもポイント獲得!注意の制限とは
それでも楽天カードが向いている人
もちろん楽天カードが悪いわけではありません。
次のような人には楽天カードがおすすめです。
楽天市場を毎月利用する
楽天市場での買い物が多い人。
楽天モバイルを利用している
楽天経済圏との相性が良い人。
楽天ポイントを積極的に活用している
SPUやキャンペーンを活用できる人。
リクルートカードが向いている人
反対に次のような人はリクルートカードとの相性が良いでしょう。
固定費が多い家庭
電気・ガス・保険料などをまとめたい人。
楽天市場をあまり利用しない
Amazonや実店舗利用が中心の人。
ポイ活が面倒
キャンペーンや倍率を気にしたくない人。
シンプルに高還元を求める
どこで使っても高水準の還元を受けたい人。
我が家も固定費の方が圧倒的に多かった
私自身、楽天カードは楽天市場でお得なカードという印象がありました。
しかし家計簿を確認してみると、楽天市場での年間利用額よりも固定費の方が何倍も大きかったのです。
クレジットカードを選ぶときは、
「どこで一番ポイントが貯まるか」
ではなく、
「自分は毎年どこに一番お金を使っているか」
を考える方が重要かもしれません。
まとめ
楽天カードは楽天市場を利用する人にとって非常に優秀なカードです。
しかし固定費中心の家計では、公共料金や保険料の還元率が下がることを見落としがちです。
電気代やガス代、水道代、保険料などをまとめてカード払いしている人は、一度年間利用額を計算してみてください。
楽天市場よりも固定費の方が多いなら、リクルートカードの方がポイントを効率よく貯められる可能性があります。
クレジットカード選びは人気ランキングではなく、自分の支出に合っているかどうかで判断するのがおすすめです。