欲しくないものを欲しがると、家計はいつまでもラクにならない

「クレジットカードを使いすぎてしまう」、「ポイントは貯まっているのに、なぜかお金が残らない」

あなたも一度はこんな悩みを感じたことがあるかもしれませんね。
その原因、実は収入やカードの還元率ではないかもしれません。

結論から言うと、欲しくないものにお金を使っている限り、家計は楽になりません。


「欲しいもの」には2種類ある

まず前提として知っておいてほしいのが、欲しいものには2種類あるという考え方です。

本当に欲しいもの

・自分の生活を楽にする
・長く満足感が続く
・「買ってよかった」と後から思える

欲しいと思わされているもの

・SNSや広告で見た
・ポイントがもらえるから
・期間限定、今だけに弱い

クレジットカードは便利な反面、この「欲しいと思わされているもの」を買いやすくする道具でもあります。


欲しくないものを買うと、なぜ「高くつく」のか

このコラムの核心はここです。
欲しくないものを欲しがると、失うのはお金だけではありません。

① お金が減る(当たり前だけど一番重い)

「ポイント◯倍だから実質お得」
「クレカ払いだから今は痛くない」

こうした理由で買ったもの、後から振り返ると 別にいらなかった こと、ありませんか?

欲しくないものに使ったお金は、
・貯金
・固定費の見直し
・本当に欲しい体験

こうした“家計を良くする使い道”を奪っていきます。


② 時間を失う(クレカは特に見えにくい)

クレジットカードは現金よりも、「時間を失っている感覚」が弱くなります。

でも本質は同じで、無駄遣い=自分の労働時間を捨てているということ。

1万円の無駄遣いは、その1万円を稼ぐために使った時間も一緒に消えています。


③ 家計管理のモチベーションが削られる

家計簿をつけても、ポイントを貯めても、結局いらないものを買っていたら意味がありません。

するとどうなるか。

「どうせ管理してもムダ」、「節約ってしんどい」

こうして 家計改善そのものを諦めてしまう人が多いです。


④ 永遠に満たされない

これが一番厄介です。

・次はもっと良い商品
・次はもっと高還元のカード
・次はもっとお得なキャンペーン

このループに入ると、どれだけポイントを貯めても、満足感は続きません。


なぜクレカ利用で無駄遣いが増えやすいのか

理由はシンプルです。

・現金が減る感覚がない
・ポイントが「得した気分」を作る
・分割や後払いで判断が甘くなる

クレジットカード自体が悪いわけではありません。
「欲しくないもの」と組み合わさると危険なだけです。


欲しくないものを減らす3つの考え方(カード利用編)

① ポイントを理由に買わない

ポイントは「買う理由」ではなく、「買った結果もらえるオマケ」です。

ポイント目当ての買い物は、ほぼ確実に家計を悪化させます。


② 感情が動いているときは決済しない

・疲れている
・ストレスが溜まっている
・不安になっている

この状態でのカード決済は要注意です。

一晩寝かせるだけで、「やっぱりいらないな」となることは本当に多いです。


③ すでに持っているものを確認する

カード明細を見て、「これ、最近使ってないな」と思う支出、ありませんか?

・サブスク
・使っていないサービス
・なんとなく続けている支払い

ここを見直すだけで、無理な節約をしなくても家計は楽になります。


カードは「使い方」で天使にも悪魔にもなる

クレジットカードは、
・支払いをまとめられる
・ポイントが貯まる
・家計管理がしやすい

とても優秀な道具です。

でも、欲しくないものを買うクセがある状態で使うと、家計を静かに壊していきます。


まとめ

以上、欲しくないものを欲しがると、家計はいつまでもラクにならない...というお話でした。

最後にもう一度まとめてみると

・欲しいものには2種類ある
・欲しくないものに使うお金は、人生コストが高い
・ポイントや還元率より「買わない判断」が大事
・カードは目的を決めて使う

クレジットカードで家計を良くしたいなら、まずやるべきは カードを増やすことではありません。

「欲しくないものを減らすこと」
ここから始めると、貯金もポイントも、自然と残るようになります。