
毎年やってくる忘年会シーズン。「今年も幹事お願いね!」と上司や同僚に言われて、思わずため息をついた人も多いのではないでしょうか。
幹事はお店選びから出欠管理、会計まで責任が重く、正直「できれば避けたい」役目です。でも、ただ断るだけでは職場の人間関係に影響しそうで気が引けますよね。
この記事では、角を立てずに忘年会の幹事を上手に断る方法と、もし引き受けるなら少しでもお得に乗り切るコツを紹介します。
この記事のもくじ
忘年会の幹事を断りたくなる理由
負担が大きい
幹事は予約・人数調整・支払い・連絡とタスクが多く、当日も気を張りっぱなし。
仕事終わりにやるには正直きつい役目です。
お金のやり取りが面倒
「立て替え」や「集金漏れ」など、金銭トラブルのリスクも。
特に現金回収だと会計が合わず、ストレスになることもあります。
感謝されにくい
頑張っても「普通のこと」と思われ、トラブルがあれば責任を負う立場。
割に合わないと感じる人も多いです。
角を立てない幹事の断り方【状況別】
① 忙しさを理由にする(最も無難)
「12月は別案件で立て込んでいて、ちゃんと動ける自信がないんです…」
「資料作成の締め切りが重なっていて、幹事まで引き受けるとご迷惑をかけそうで…」
業務の都合を理由にすれば、責任感のある印象を残しつつ断れます。「自分がやるより他の人のほうがスムーズに進む」という伝え方がポイント。
② 苦手分野を理由にする
「正直こういう段取りが苦手で、迷惑をかけてしまいそうなんです…」
「会計や人数調整が得意な方にお願いしたほうが安心かと…」
無理に背伸びせず「自分には向いていない」と伝える方法。特に初めて幹事を頼まれた場合に有効です。
③ 別の人を推薦して断る
「◯◯さんが前回うまくまとめてくださってましたし、お願いできないでしょうか?」
「新入社員の○○君に経験を積んでもらう機会にするのはどうですか?」
代替案を出すことで、“逃げた”印象をやわらげられます。
ポイントは「その人の得意分野を褒める形」で提案すること。
④ 部署やグループで分担を提案する
「全体の取りまとめは苦手なので、店の候補出しだけでも協力します!」
「会計係を別に決めて分担制にしませんか?」
完全に断らず、部分的に協力する姿勢を見せることで印象が良くなります。
結果的に「じゃあ他の人にお願いするね」と自然に回避できるケースも多いです。
⑤ 私的事情をやんわり伝える
「家庭の事情で夜の外出が難しくて…」
「今年は少し体調を崩していて、幹事を務めるのは難しそうです。」
プライベートな事情を理由にすると、相手も踏み込みにくくなります。
ただし、「嘘っぽく聞こえないように、淡々と短く伝える」のがコツです。
断るときに絶対避けたいNGパターン
×「めんどくさいから無理です」
正直でもこれでは印象が悪くなります。
社会人としての立場を考えると、理由に“相手への配慮”を添えることが大切です。
×「前回もやったから今度は誰かやってください」
筋は通っていても、言い方次第では反感を買いやすい表現。
「前回やらせてもらったので、今回は他の方にお願いしてもいいですか?」とやわらかく言い換えましょう。
×「誰もやりたくないなら、やらないほうがいいんじゃないですか?」
正論でも空気を壊します。
断るにしても、あくまで「協調的な姿勢」を残しておくのが社会的にベストです。
幹事をやる羽目になったときの乗り切り方
どうしても断りきれず、幹事を引き受けることになった場合でも、少しの工夫で負担を軽くできます。
① 予約サイトを活用する
ぐるなびやホットペッパーグルメなら、日時・人数・予算を入れるだけで候補店を自動提案してくれます。
オンラインで完結するため、電話対応の手間もなし。
② 参加者管理はLINEオープンチャットで
出欠確認やリマインドを個人LINEでやると混乱します。
オープンチャットやGoogleフォームを使えば、ミスを減らしてスムーズに集計可能です。
③ 会計はキャッシュレスでまとめる
「PayPay送金」「LINE Pay」などを使えば、現金のやり取りが不要。
立て替え精算の負担が軽くなります。
幹事をするときに得する裏ワザ|クレカでポイントを貯めよう
どうせ幹事をやるなら、少しでも得をしたいですよね。
実は、お店代をクレジットカードでまとめて支払いすれば、ポイントを大量に貯めることができます。
たとえば…
30人×5,000円=15万円の会計
→ 還元率1%のカードなら1,500円分のポイントが貯まる!
楽天カードや三井住友カードなどのポイント高還元カードを使えば、飲み会1回で実質ランチ数回分が浮く計算です。
ポイントを貯めるコツ
支払い前に「まとめてカードで払っていいですか?」と確認
割り勘は「PayPay」「LINE Pay」などで受け取るとスムーズ
領収書は忘れずに受け取り、経費扱いにならないよう注意
まとめ:上手に断るのも立派なスキル。でも、引き受けたらお得に楽しもう
以上、忘年会の幹事を断りたい!角が立たない上手な断り方と代案の出し方...というお話でした。
忘年会の幹事は断っても悪印象にならない方法があります。
「忙しい」「苦手」「他の人を推薦する」など、相手への配慮を添えた断り方を意識すれば、角を立てずに逃げられます。
それでも幹事をやることになったなら、クレジットカード払いでポイントをしっかり貯めるチャンス。
面倒な役目も、うまく立ち回ればちょっとした「得」に変えられます。
今年の忘年会、あなたは断る派?それともポイントを貯めて得する派?

