「もう使っていないビューカードを解約したい」
「SuicaやJRE POINTはどうなるの?」
「解約ってネットでできるの?」
そんな疑問をもった方に向けて、この記事ではビューカードの解約方法と注意点、解約後に失うもの・残るものをわかりやすく解説します。余計な手続きを減らし、損せずスムーズに解約できるようガイドします。
ビューカードとは?(おさらい)
ビューカードは、JR東日本が発行するクレジットカードで、Suica機能やJRE POINT連携などが特徴。主な種類には以下があります:
-
ビュー・スイカカード
-
JRE CARD
-
ルミネカード
-
ビックカメラSuicaカード など
ビューカードの解約は電話のみ!ネットではできない
ビューカードの解約は、Webやアプリからは手続きできず、電話のみでの受付です。
解約窓口はこちら:
-
【ビューカードセンター】
電話番号:03-6685-7000(ナビダイヤル)
受付時間:9:00~17:30(年中無休)
自動音声に沿って進めると、オペレーターにつながります。カード番号や本人確認情報(生年月日・住所・電話番号など)が必要です。
解約前に確認すべきポイント5つ
ビューカードはSuica機能やポイント制度と連携しているため、解約前に確認しておくべきことが複数あります。
1. Suica機能は残る?使えなくなる?
-
カード一体型のSuicaは、クレジット機能の解約と同時に使えなくなります。
-
チャージ残高がある場合は、使い切ってから解約をおすすめします。
-
Suica残高を払い戻したい場合は、JRの窓口で手続きが可能(手数料あり)。
2. JRE POINTはどうなる?
-
JRE POINT番号とビューカードが紐づいている場合、ポイントが消滅する可能性があります。
-
必ずJRE POINT公式サイトにログインして、別のカードやIDにポイントを統合・移行しておきましょう。
3. オートチャージ機能も使えなくなる
-
ビューカードで設定していたSuicaのオートチャージも解約と同時に無効になります。
-
Suica残高が不足しやすくなるため、定期利用者などは代替カードの準備を。
4. 家族カードやETCカードは自動で無効に
-
本会員カードを解約すると、紐づいている家族カード・ETCカードも同時に解約となります。
-
個別に手続きは不要ですが、必要な場合はあらかじめ切り替え準備を。
5. 年会費・請求タイミングに注意
-
年会費が発生するカードの場合、カード更新月の前に解約しないと翌年分が請求されることも。
-
解約後の引き落としや、未払金が残っていないかを確認しましょう。
実際の解約の流れ
-
カード番号と本人確認情報を準備
-
ビューカードセンターへ電話(03-6685-7000)
-
自動音声案内に従い、オペレーターと通話
-
解約の意思を伝え、本人確認に回答
-
解約完了(カードはハサミを入れて破棄)
※再発行や一時停止とは別の手続きになるので要注意です。
解約後に残るもの・失うものまとめ
項目 | 解約後の扱い |
---|---|
クレジット機能 | ❌ 利用停止 |
Suica機能(一体型) | ❌ 利用不可(チャージ不可) |
Suica残高 | ✅ 使用可(ただし早めに使い切るのが◎) |
オートチャージ | ❌ 無効化 |
JRE POINT | ⚠ 統合手続きしないと消失の恐れ |
ETCカード | ❌ 無効 |
年会費請求 | ⚠ タイミングにより発生の可能性あり |
解約後のおすすめ代替カード
もし「SuicaやJR利用でポイントを貯めたい」けど、ビューカードは手放したいという方には以下のような選択肢があります:
-
モバイルSuica × 通常のクレジットカード
→ Apple PayやGoogle Payと連携でオートチャージ可 -
年会費無料のクレカ(楽天カードなど)+Suicaアプリ併用
→ 駅ビル・JRE利用が少ない方におすすめ -
JRE POINTを活かしたカード(JRE CARDなど)に切り替え
→ 乗車・買い物でポイント活用したい人向け
よくある質問(FAQ)
Q. 解約してもSuica残高は使えますか?
→ カード型Suicaは使えなくなりますが、モバイルSuicaや別のSuicaに移し替えれば可能です。
Q. 解約後、支払い残高があるとどうなりますか?
→ カードは使えなくなりますが、残っている支払い分は後日引き落とされます。
Q. 解約したら信用情報に悪影響?
→ 正常に支払い済みで解約すれば信用情報に悪影響はありません。
ビューカード解約前の確認ポイント
以上、ビューカード解約前の注意!Suica残高や年会費どうなる?…というお話でした。
ビューカードの解約は電話でしかできず、Suica機能やポイントとの関係も複雑です。
「使わないから」と安易に解約すると、ポイント消失やSuica利用不能といった思わぬトラブルにつながることも。
解約前にSuica残高・JRE POINT・オートチャージ・家族カードの確認を忘れずに。
その上で、必要に応じて代替カードへの切り替えも検討しましょう。