同棲や結婚をきっかけに、「家賃や食費を2人でまとめて管理したい」と考える人は多いでしょう。
共同口座は、どちらか一方の名義で生活費専用口座を作り、毎月決まった金額を入金して使う方法が一般的です。
この記事では、共同口座の作り方やおすすめ銀行に加えて、クレジットカードと組み合わせて生活費を管理する方法までわかりやすく解説します。
同棲中の2人が生活費をクレジットカードでまとめたい場合は、カードの持ち方にも注意が必要です。
【関連記事】同棲カップルは共通クレジットカード使える?お金の管理方法おすすめ
そもそも「共同口座」とは?どんなときに必要?
共同口座とは、カップルや夫婦が2人でお金を出し合って、支出を一元管理するための銀行口座です。
たとえば、こんな支払いを共同口座でまかなう:
- 家賃や住宅ローン
- 食費・日用品
- 電気・ガス・水道代
- Netflixなどサブスク
- 家族イベントや旅行積立
共同口座を作ることで、お互いの「負担割合」や「お金の流れ」が見えやすくなり、家計トラブルも減ると言われています。
共同口座におすすめの銀行3選(ネット銀行中心)
それでは共同口座に適している銀行を、得するカード生活comの独自観点から3つご紹介します。
| 銀行名 | 特徴 | アプリ機能 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 楽天銀行 | ポイント還元・楽天経済圏と相性◎ | ◎(スマホ操作しやすい) | 楽天ユーザー、投資や買い物も1つにまとめたい人 |
| 住信SBIネット銀行 | 「目的別口座」など貯金管理が超便利 | ◎(預金残高の自動仕分け) | 旅行費・家電積立などを分けて貯めたい人 |
| イオン銀行 | 店舗でも対応可能・WAONポイントあり | ○ | イオンをよく使うカップル、共働き主婦にも人気 |
共同口座と共同名義口座は違う
「共同口座を作りたい」と考えている方の中には、「夫婦やカップル2人の名前で銀行口座を作れる」と思っている方もいます。
しかし、日本では基本的に銀行口座は個人名義でしか開設できません。
共同口座として運用する場合は、どちらか一人名義の口座を生活費専用として使う方法が一般的です。
| 比較項目 | 共同口座(実際の運用) | 共同名義口座 |
|---|---|---|
| 口座名義 | どちらか1人 | 2人共同 |
| 日本で開設 | 〇 | 基本不可 |
| 生活費管理 | 〇 | - |
| 家賃引き落とし | 〇 | - |
| ネット銀行対応 | 〇 | - |
そのため、新婚や同棲カップルでは「生活費専用口座」を共同口座として使うケースがほとんどです。
【関連記事】楽天銀行と住信SBIネット銀行を比較!スマホATM出金はどちらがお得?
銀行選びはATMや振込手数料も重要
共同口座では毎月入金したり、生活費を引き落としたりする機会が多くなります。
そのため、金利だけではなくATMや振込手数料も確認しておきましょう。
| 銀行 | ATM利用 | 振込 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 楽天銀行 | 無料回数あり | 無料回数あり | 楽天経済圏との相性が良い |
| 住信SBIネット銀行 | 無料回数が多い | 無料回数が多い | 目的別口座が便利 |
| イオン銀行 | イオン店舗ATMが便利 | 条件あり | 店舗相談もしやすい |
共同口座では毎月の入出金回数が多くなるため、ATMや振込の無料回数も意外と重要なポイントになります。
共同口座を作るなら「支払い用カード」まで一緒に決めよう
共同口座を作っただけでは、家計管理はまだ完成ではありません。
毎月2人で生活費を入金したら、次に「家賃・電気・ガス・通信費・食費などをどう支払うか」まで決めておくと、お金の流れがかなり分かりやすくなります。
例えば、
- 2人が毎月決まった金額を共同口座へ入れる
- 電気・ガス・通信費などはクレジットカードで支払う
- クレジットカードの利用代金を共同口座から引き落とす
- 個人的な買い物はそれぞれの口座・カードで支払う
という方法です。
こうすれば「2人の生活費」と「自分のお金」を分けながら、固定費や日常の支払いをまとめて管理できます。
【関連記事】共通口座+クレカ管理のやり方|夫婦・家族の家計がラクになる仕組み
結婚しているなら家族カードを使う方法もある
すでに結婚している夫婦なら、本カードと家族カードを使って生活費をまとめる方法もあります。
例えば夫が本カード、妻が家族カードを持ち、食費や日用品、固定費など生活に必要な支払いだけに使います。
利用代金を共同口座からまとめて引き落とすようにすれば、
「今月、2人で生活費をいくら使ったのか」
を把握しやすくなります。
リクルートカードなら家族カードの年会費は無料で、家族カード利用分も基本還元率1.2%です。
生活費をカードにまとめながら、ポイントも貯めたい夫婦なら選択肢のひとつになります。
【関連記事】リクルートカードの家族カード完全ガイド|年会費・申し込み方法・利用明細まで解説
未婚・同棲カップルは無理に家族カードにまとめなくてもいい
一方、まだ結婚していない同棲カップルでは注意が必要です。
家族カードは誰にでも発行できるわけではなく、カード会社ごとに家族会員の条件が決められています。
そのため、同棲しているからといって「相手名義の家族カードを作ればいい」と考えるのではなく、それぞれが本人名義のカードを持ち、共同生活に必要な支出だけを精算する方法も検討しましょう。
大切なのは、カードを1枚にまとめることではなく、
「生活費として何を2人で負担するのか」
を分かりやすくすることです。
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共同口座の作り方解説
実際に二人で運用する共同口座を作るための手順を5ステップで解説していきますね。
① どちらの名義で作るかを決める
日本の一般的な個人向け銀行口座では、夫婦やカップルであっても、2人の共同名義で口座を開設するのは基本的に難しく、どちらか一方の名義で生活費専用口座を作る方法が現実的です。
ただし、共同口座として利用する場合でも、銀行アプリやインターネットバンキングのログイン情報を2人で共有するのは避けましょう。
口座自体は名義人が管理し、2人で支出を確認したい場合は、クレジットカードの利用明細や家計簿アプリなどを活用すると管理しやすくなります。
また、
- どちらの名義で作るのか
- 毎月いくら入金するのか
- 何を共同口座から払うのか
- どこまでを2人の生活費とするのか
まで最初に決めておくと、後から「自分の方が多く払っている」といった不満も起こりにくくなります。
② 開設する銀行を決める(スマホ完結が便利)
- ネット銀行ならアプリだけで開設・管理が完結
- 本人確認書類をアップロードすれば、最短即日〜数日で口座開設完了
③ 月々の入金ルールを決める(例:折半・収入比率)
- 「月10万円を毎月1日に入れる」などルール化するとトラブル防止に
- 収入に応じて「6:4」や「7:3」にする家庭も
④ デビットカード・通帳アプリで支出を見える化
- デビットカードを使えば、支払いも記録も一括でOK
- 家計簿アプリ(MoneyForwardなど)と連携すると、月の支出管理もラク
⑤ 支出の振り返りを月1で「2人会議」する
-
使いすぎ・貯金目標などを話し合う場を設けることで、お金の価値観すり合わせにも◎
【関連記事】同棲の家計管理ルール|割り勘・一括どっち?金銭トラブル防ぐコツ
共同口座が向いているカップル
共同口座は、すべてのカップルに向いているわけではありません。
次のような方には特におすすめです。
- 家賃や生活費を毎月折半している
- 共働きで家計を見える化したい
- 結婚資金や旅行資金を貯めたい
- 家計簿をつけるのが苦手
逆に、お互いのお金を完全に分けて管理したい方には、共同口座よりも家計簿アプリだけで管理する方法の方が向いていることもあります。
共通財布のおすすめ運用ルール
ここでワンポイント!おすすめの運用ルールを検討してみましょう。
| 項目 | 方法 | ポイント |
|---|---|---|
| 入金ルール | 折半 or 収入に応じて | 事前にしっかり話し合い |
| 支払い方法 | デビット or クレカ紐付け | 明細が残る支払い方法に統一 |
| 管理方法 | 家計簿アプリ連携 | 透明性と時短を両立 |
| 貯金管理 | 目的別口座を活用 | 旅行・家電など使い分けが楽 |
共同口座のデメリット
便利な共同口座ですが、注意点もあります。
- 名義人しか正式な手続きができない
- 別れた場合に精算方法を決める必要がある
- 入金ルールが曖昧だと不満がたまりやすい
- どちらか一方に管理負担が偏ることがある
そのため、
- 毎月の入金日
- 支払う費用
- 貯金の目的
だけでも最初に決めておくと、後々のトラブルを防ぎやすくなります。
共同口座の固定費はクレジットカード払いにすると管理しやすい
共同口座を作ったら、家賃や電気・ガス・通信費など、毎月発生する支払いをできるだけまとめておくと家計管理が楽になります。
さらにカード払いできる固定費や生活費については、生活費専用のクレジットカードへ集約する方法もあります。
クレジットカードなら利用明細が残るため、
「今月いくら使ったのか」
を振り返りやすくなるのもメリットです。
還元率の違いは年間では意外と大きい
生活費は毎月繰り返し発生するため、カードの還元率も確認しておきたいポイントです。
例えば、共同生活で発生する支払いのうち毎月10万円をカード払いにしたとします。
年間では、
10万円×12か月=120万円
です。
仮に120万円すべてが1.2%還元の対象となる支払いなら、
120万円×1.2%=14,400ポイント相当
になります。
特別なポイ活をしなくても、毎月の生活費を同じカードにまとめるだけでポイントを貯められるのがメリットです。
リクルートカードは年会費無料で、通常のカード利用では基本1.2%還元です。
「共同口座を作るついでに生活費用のカードも決めたい」
という人なら、候補のひとつにできます。
【関連記事】固定費を払うなら楽天カードよりリクルートカード?年間ポイント差を計算してみた
\年会費永年無料・基本還元率1.2%/
▲入会特典はブランドや時期によって条件が異なるため、申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
我が家なら「共同口座+生活費用カード」でこう管理します
例えば毎月の生活費が15万円なら、
- 家賃:80,000円
- 光熱費:15,000円
- 通信費:15,000円
- 食費・日用品:40,000円
というように、まず必要な生活費を決めます。
そして2人で決めた割合に応じて共同口座へ入金し、カード払いできる固定費や食費・日用品は生活費用のクレジットカードへまとめます。
カードの利用代金を共同口座から引き落とせば、
「2人で毎月いくら出したか」
「生活費としていくら使ったか」
「カード払いはいくらだったか」
を確認しやすくなります。
結婚している夫婦なら、生活費だけ本カード+家族カードへまとめる方法もあります。
リクルートカードなら家族カードも年会費無料なので、夫婦の生活費をまとめたい場合にも使いやすいでしょう。
【関連記事】リクルートカードの家族カード完全ガイド|年会費・申し込み方法・利用明細まで解説
共通財布のよくある質問(FAQ)
Q:同棲中でも2人で1つの口座を使って大丈夫?
A:可能ですが、名義はどちらか1人にする必要があります。信頼関係を大前提に運用を。
Q:銀行口座を分けたまま家計管理する方法はある?
A:OsidOri(ペア家計簿)などのアプリを使えば、口座は分けたまま“見える化”できます。
Q:結婚したら共同名義口座に変更できる?
A:日本では共同名義の銀行口座は基本的に不可です。ただし夫婦名義で家族カードや引き落とし設定は可能になります。
Q. 共同口座は同棲中でも作れますか?
A. はい。共同名義ではありませんが、どちらか一人名義の銀行口座を生活費専用として利用する方法が一般的です。
Q. 共同口座はネット銀行がおすすめですか?
A. スマホだけで残高確認や振込ができるため、楽天銀行や住信SBIネット銀行などのネット銀行を利用するカップルが増えています。
Q. 共同口座にデビットカードは作れますか?
A. 銀行によってはデビットカードを発行できます。現金感覚で利用できるため、生活費管理にも便利です。
Q. 家賃の引き落とし口座として利用できますか?
A. はい。管理会社や大家さんの指定がなければ、共同口座として利用している銀行口座を家賃引き落とし口座に設定できます。
Q. 別れることになったら共同口座はどうすればいいですか?
A. 残高を精算したうえで口座を解約するか、名義人が個人口座として利用を続ける方法が一般的です。
支払いカードを共有する方法もある
共同口座だけでなく、生活費専用のクレジットカードを使う方法もあります。
特に結婚予定があるカップルなら、家族カードを活用すると家計管理がしやすくなるケースがあります。
共同口座で楽にトラブルなく2人暮らしを楽しもう!
以上、新婚・同棲カップルの共同口座の作り方|おすすめ銀行3選と失敗しない運用ルール…というお話でした。
もう一度かんたんにまとめてみると
- 共同口座を作れば、生活費・貯金・支出の見える化がラクに!
- ネット銀行の口座ならスマホだけで作れて、管理もかんたん
- 使う前に「名義」「入金ルール」「支出の見える化」などを話し合うのがカギ
ということがわかりました。
同棲カップルに限らず、パートナーと長い時間を過ごしていくには、お金の管理がとっても大切。
お互い正直な気持ちを話し合って、自分達らしいルールと運用方法で仲良く生活していきたいですね。
同棲カップルはお金のルール作りも大切
共同口座を作っても、お金の管理ルールが曖昧だと後からトラブルになることがあります。
生活費の分担方法や貯金の考え方についても事前に話し合っておくと安心です。
夫婦で生活費をまとめるなら