最近はスマホ決済やオンライン請求書払いが普及し、クレジットカードで支払える範囲もどんどん広がっています。
しかし「これはカードで払えるの?」「ポイントがつくの?」と迷う支払いもまだ多いですよね。
この記事では、クレジットカード払いができるか判断に迷う代表的な支出項目10選を具体的に紹介し、支払い可否の目安や裏ワザも解説します。
1. 税金(自動車税・固定資産税・住民税など)
税金は「クレジットカード不可」と思われがちですが、最近は自治体や国のシステムを通じて支払いできるケースが増えています。
支払いできるケース
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「Yahoo!公金支払い」「eL-QR(地方税統一QRコード)」を経由するとほとんどの都道府県税・市区町村税をカード払い可能。
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国税(所得税・消費税)は「国税クレジットカードお支払サイト」で決済可。
注意点
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決済手数料(約0.8~1.0%)がかかるため、ポイント還元率と比較して損得を判断する必要があります。
2. 公共料金(水道・電気・ガス)
光熱費はカード払い対応が進んでいますが、まだ差があります。
カード払いできるケース
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大手電力・都市ガス会社(東京電力・関西電力・東京ガスなど)は対応済み。
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一部の地方水道局では未対応で、口座振替のみのケースも。
ポイント
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電力・ガス会社の「マイページ」から簡単にカード登録可能。
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ただし引越し時の住所変更で自動引継ぎされない場合もあるので注意。
3. 国民年金・国民健康保険
保険料系は自治体ごとに対応が分かれます。
カード払いできるケース
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国民年金:日本年金機構の「クレジットカード納付申出書」を提出すればOK。
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国民健康保険:自治体によって可否が異なる(大都市圏では対応が進む)。
裏ワザ
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国保がカード非対応でも、「PayPay請求書払い」や「楽天ペイ請求書払い」経由なら実質クレカ払いにできる場合もあります。
4. 家賃・管理費
カード払いが広がりつつあるものの、まだ物件・管理会社によって差が大きい項目です。
支払いできるケース
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レオパレス、UR賃貸、リクルートの「SUUMO家賃決済」など一部で対応。
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クレカ対応の管理会社や「家賃保証会社」を経由すれば可能なことも。
注意点
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個人大家との直接契約ではほぼ現金・振込のみ。
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「家賃ポイント還元1〜2%」を狙うなら、対応物件を選ぶのがコツです。
5. 医療費(病院・歯科・薬局)
カード対応は増加傾向ですが、すべてではありません。
支払いできるケース
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大学病院や総合病院はカード決済OK。
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個人クリニックや薬局では現金オンリーがまだ多い。
ポイント
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高額医療費控除の領収書はカード払いでも有効。
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生命保険の「実費補填型」もカード決済分が対象になります。
6. 保育園・幼稚園・学校関連費
意外と現金払いが根強い分野です。
支払いできるケース
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私立園やインターナショナルスクールではカード対応が進む。
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公立校や市立保育園では口座振替が基本で、カード不可が多い。
例外
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給食費やPTA会費などは「キャッシュレス集金アプリ(PayB・LINE Pay請求書払い)」で実質カード対応になる場合があります。
7. 葬儀費用・お布施
人生の中でも突然の出費ですが、カード対応にばらつきがあります。
支払いできるケース
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大手葬儀社(公益社・小さなお葬式など)はカードOK。
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ただしお寺へのお布施・戒名料は現金のみが一般的です。
ポイント
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葬儀費用をカード払いにすれば、後日ポイント還元で数千円分戻ることも。
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分割払いやリボ払いも選べるので急な支出に対応しやすいです。
8. 自治会費・町内会費
昔ながらの「集金制」が残る分野。
実情
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ほとんどの自治会は現金または口座振替のみ。
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クレカ対応している自治会は全国でもごくわずか。
裏ワザ
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会費を立替払いし、PayPayやau PAYなどでポイント還元を狙うケースもあります(あくまで個人管理内の話)。
9. 車検・整備費用
車関連はカード利用可と不可が混在します。
支払いできるケース
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ディーラー・オートバックス・イエローハットなど大手はカード対応。
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ただし法定費用(自賠責保険・重量税・印紙代)は現金のみというケースが多い。
ポイント
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「整備費用だけカード払い」「法定費用だけ現金払い」と分けて支払うのが一般的。
10. 税理士・行政書士など専門家報酬
カード対応は事務所ごとに異なります。
支払いできるケース
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クラウド請求書サービスを導入している事務所ならカード可。
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特に若手税理士・社労士は「Square」や「Airペイ」で対応していることが多い。
注意点
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請求書に「カード払い可」と書かれていない場合は事前確認が必要。
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個人経営の士業では振込限定のケースがまだ主流です。
まとめ:迷ったら「請求書払い」や「電子決済アプリ」をチェック!
以上、クレジットカード払いできるか迷う【支払い10選】OK・NGの境界線...というお話でした。
クレジットカード払いできるかどうか迷う支払いの多くは、「直接は不可でも、間接的には可能」というケースが増えています。
特に「Yahoo!公金支払い」や「PayPay請求書払い」「楽天ペイ請求書払い」などを使えば、税金・公共料金・保険料などもポイント還元付きで支払えることが多いです。
💡ワンポイント
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手数料を差し引いても、1%以上の還元があるカードなら実質お得
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ただし、分割・リボ払いで利息が発生すると逆効果になるので注意しましょう。