楽天カードでもNHK受信料が払えますが、ポイント還元率が基本の1%ではなく変更になります。
2024年8月からはNHK受信料500円につき1ポイントと、楽天カードの還元率は0.2%相当とこれまでの1/5に減ってしまいます。
この記事では楽天カードだけでなく、NHK受信料継続払いのクレジットカード変更に関わることを解説します。
NHK放送受信料払いでも1.2%還元
NHK受信料の楽天ポイント付与率が変更
NHK放送受信料はクレジット・カード払いできます。
楽天カードなら基本還元率1%だから、NHK受信料でも楽天ポイントをがっつり貯めようと楽天カード払いにしている方も多いでしょう。
しかし2024年8月1日からポイント付与ルールが変更されて、NHK受信料については500円利用につき1ポイントと還元率が激減してしまうことになりました。
楽天カード利用のポイント付与ルール | |
変更前 | 100円利用につき1ポイント |
変更後 | 500円利用につき1ポイント |
楽天グループは楽天モバイルの不調もあって、カード事業でもこうした引き締めが進行しているのかもしれませんね。
公共料金系のクレジット・カード払いについては、楽天カードの優位さはなくなってきていると言えそうです。
NHK放送受信料払いでも1.2%還元
公共料金以外も楽天カードのポイント還元が減少傾向
NHK受信料に限らず、楽天カードは基本還元率1%の適用外の付与ルールが最近増えてきているようです。
楽天カード500円利用につき1ポイント付与は
小売電気事業者 | 北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力 |
小売ガス事業者 | 北海道ガス、仙台市ガス局、東部ガス、東彩ガス、武州ガス、東京ガス、ニチガス、京葉ガス、静岡ガス、東邦ガス、北陸ガス、大阪ガス、岡山ガス、広島ガス、四国ガス、西部ガス、日本ガス |
水道事業者 | 札幌市水道局、仙台市水道局、さいたま市水道局、東京都水道局、神奈川県営水道、川崎市上下水道局、横浜市水道局、浜松市上下水道、名古屋市上下水道局、京都市上下水道局、大阪市水道局、神戸市水道局、福岡市水道局、千葉県営水道 |
税金 | 自動車税、軽自動車税、固定資産税、都市計画税、法人税、地方法人税、贈与税、源泉所得税、住民税 |
その他 | 国民年金保険料、Yahoo!公金支払い、地方税共同機構(eLTAX) 楽天バーチャルプリペイドカードの購入分、Amazon.co.jpでの楽天カード(Mastercard)の利用分(一部アマゾンサービスを含む)、NHK放送受信料(2024年8月1日利用分より適用) |
楽天カード200円利用につき1ポイント付与は
200円で1ポイント付与は、
- 楽天Edyチャージ
- 金・プラチナ取引(楽天証券)
- 投信積立(楽天証券)の一部ファンド
の他に、2024年8月1日からは
- 保険料
- 携帯電話料金
が0.5%還元になってしまいます。
対象となる各事業者の具体的な名称は、公式サイトで確認してください。
公共料金だけでなく保険料や携帯電話料金まで還元率が落ちてしまうのは楽天カードのデメリットといえます。
楽天カードだけに頼っている方は、これらの固定費支払い用にポイント還元率のいい別のクレジット・カードを探さないと損しちゃいますね。
公共料金でも携帯料金払いでも1.2%還元
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受信料を払わないとどうなる?
NHKは誰でも見ることができるようにスクランブル制を採用していないません。つまりテレビなどNHKの放送が受信できる機器を持っている方は受信料を原則的に支払い続けなければいけません。
もし受信料を払っていないと、「NHKから受信料を払ってください」と督促が来ます。
例えば受信料を3期分(6カ月)延滞した場合なら、1期あたり2.0%の利息がかかってきます。
「まぁそこまで気にすることはないんじゃないの」とそのまま受信料を払わないでいるのは危険です。
2023年11月にNHKは割増金などの支払いを求める民事訴訟を起こしているので、今後同様の訴訟を起こされる可能性もあるでしょう。
NHK受信料が払えるクレジットカードの種類
NHK受信料の継続支払いで使えるのは以下のブランドマークがついているクレジットカードです。
VISA、mastercard、JCB、ダイナース、DC、NICOS、SAISONなど、日本で一般的に発行されているクレジットカードなら、たいていどのクレジットカードでもNHK受信料払いに使えると考えて良さそうです。
しかしほぼ一生涯支払うものですから、NHK受信料でもポイント還元率が少しでも良いカードを設定したいところですよね。
NHK放送受信料払いでも1.2%還元
NHK受信料をカード払いに変更する方法
NHK受信料をクレジットカードに変更する方法は2種類です。
- 郵送での変更
- インターネットからの変更
郵送での変更
ネットの操作に自信がない方は、郵送での変更がいいでしょう。
- 手続き用紙をダウンロードする
- 用紙を印刷する
この用紙のダウンロードはこちらからできます。>変更用紙をDL
名前や住所、電話番号、クレジットカードの情報を記入して返送してください。
もしプリンターがない方は、変更申込用紙を郵送で送ってもらうこともできます。(上記ページより請求できます)
ただし用紙が送られるまでに2週間程度かかることもあるようです。
用紙の請求は電話でもできるようです。
NHK自動音声受付サービス | 0570-000558 |
インターネットでの変更手続き
インターネットではクレジットカード払いへの変更が一度に済むのでおすすめです。
- クレジットカード継続払への変更のお手続きへ進む
- 遷移したページでメールアドレスを入力する
- 入力したメールアドレスに、NHKから確認コードが記載されたメールが届く
- 30分以内に、メール本文に記載された確認コードを入力して手続きを完了する
以上でクレジットカード払いへの変更手続きができます。
別のクレジットカードに変更するには
なお
「NHK受信料は既にクレジットカード払いにしてるけど、別のクレジットカードに変更したい場合は?」という方もいるでしょうね。
そういう場合でも、先ほどと同じページからクレジットカードを変更できます。
NHK受信料はポイント還元率のいいクレカで
以上、楽天カードNHK受信料払いでポイント付与率が激減…というお話でした。
最後にまとめてみると
- 楽天カードでNHK受信料を継続支払いできるけれど500円につき1ポイントしか付与されない
- NHK受信料は必ず払ったほうがいい
- NHK受信料の継続支払いはほとんどのクレジットカードで可能
- クレジットカード継続払いの変更はインターネットからもできる
- 別のクレジットカードに変更するのも同じページから申し込める
ということがわかりましたね。
NHK受信料はほとんどの方が長く払わなければいけません。
それならなるべくポイント還元率がいいクレジットカードに支払いを変更してポイントをもらわないと損ですよね。
NHK放送受信料払いでも1.2%還元
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